★トルコリラ/円は、12日のトルコ中銀会合では150bp利下げを見込む向きが増え、一部では利下げ幅の更なる拡大を予想する声も聞こえ始めた。また、ロシアメディアが先週末、トルコが露製地対空ミサイルS400の追加購入を進めていると報道したことや、地中海を巡るトルコと欧州連合(EU)の対立も嫌気されトルコリラ売りが強まってきた。
ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、バンド幅が縮小するスクイーズから、±3σが拡大するエクスパンションの兆しが見え始めている。今回のエクスパンションでは、下放れの様相となっている。一目均衡表の雲の上限を下抜け雲の下限に向かって下落基調となっていることから、雲の下限を下抜けすると下落基調に勢いがつく可能性があるので注意が必要となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、4、20、80)では%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることから、下押しバイアスが強まっている。
トルコリラ/円相場では、ボリンジャーバンドやストキャスティクスから、下振れする可能性が高まっている。12日のトルコ中銀の金融政策会合で150bp以上の利下げとなると、トルコリア売りが加速する可能性があるので注意が必要となる。
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