★トルコリラ/円の日足では、200日SMA(紫線)と260日SMA(茶線)の近辺に移動平均線が集中し始めてきた。そして、上値25日SMA(青線)と260日SMAがレジスタンスとなる一方で、200日SMAと75日SMA(緑線)がサポートして意識されるレンジ相場となっている。
現状は5日SMA(赤線)が下支えしながら、レジスタンスとして意識されている260日SMAの14.607円、25日SMAの14.648円の上抜けを狙う動きとなっている。
そして、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)でも%DとSlow%Dの両線が上向きになっていることで、上昇基調を示している。
下からは上向きの10日SMA(黄線)、75日SMA、100日SMAが上昇してきており、一方上値では下向きの25日SMAと260日SMAが下降してきていることで、レジスタンスを上抜け出来ないと徐々に値幅が縮小する展開になりやすい。
短中長期の各SMAが集中した後は、上下に大きく放れることが多い。これは短期から長期間での売買の取引単価が集中していることで、どちらかに放れると手仕舞いの動きが強まり、さらに新規の売買も加わることから大きな動きになりやすくなる。
そのため、もみ合いが継続するようなら、大きな動きの前兆となるので警戒が必要となる。
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