FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円はびっくりスクイーズ状態!

 

★トルコリラ/円は、21年12月20日の安値6.02円から急反転して12月23日の高値11.19円が天井となった後は、上値を切り下げる展開になった。その後は21日SMA(黒線)や雲下限がレジスタンスとして意識されつつ、ほぼ横ばいで推移している。

ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、これ以上バンド幅が縮小できないほどのスクイーズ状態となっている。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、相場は横ばいで推移しているものの、%DとSlow%Dの両線は上向きとなっており上昇基調を示している。

バンド幅が縮小するスクイーズから、バンド幅が拡張するエクスパンション待ちの状態となっている。

上下どちらに放れるかが問題である。一目均衡表の雲下限と21日SMAがレジスタンスとして意識されていることで、上値の重さが意識される。一方で、ストキャスティクスは上向きバイアスが掛かっている。現状では、明確な上下放れのシグナルが出ていない。ただ、来週に入ると一目均衡表の雲のネジレがあることから、来週・再来週には上下どちらかに放れる可能性が高い。

これだけバンド幅が縮小していることから、上下に放れる時は非常に大きく動く可能性が高い。そのため、動いた際に順張りでの取引戦略となる。

 

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