FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円の取引なら週足でがっちり!

 

★トルコリラ/円の取引をする上で参考になるのが週足線である。17年10月27日週に13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)を下抜けしてから13週SMAが中心となり26週SMAがレジスタンスとなり下落基調が続いていた。

ただ、8月17日週をボトムとして緩やかに戻り基調となりレジスタンスとして意識されていた13週SMAと26週SMAを上抜ける展開となり上昇基調が継続している。

その後、12月7日週を高値となり上値が重くなっているが、13週SMAの20.58円と26週SMAがサポートとなっているため、上昇基調は継続している。また、13週SMAが26週SMAを上抜けるゴールデンクロスしていることも上昇基調を示している。

しかし、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では買われ過ぎ域から%Kが%Dを下抜け両線とも下向きとなってきた。買い方が心配になる点であるが、ストキャスティクスはトレンド発生時には、押し目買いダマシの下落となることがある。現在はトレンドが出ていることから、押し目買いの動きとなる可能性がある。

8月17日週と8月31日週の安値を結んだトレンドラインを下抜けしている。そのため、買い方からの利益確定や新規の売りが入りやすい環境にある。

13週SMAと26週SMAを維持しているうちは上昇トレンドの中の下落調整局面となっている。ただし、このサポートを下抜けすると、再びレジスタンスとして意識されやすく、トレンドの反転となる可能性もある。そのため、現在は下落調整が終了するのか、それともトレンドの転換なのかを見極める状況となっている。

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