FITS エコノミックレポート

★トルコリア/円の中期的トレンドを示す週足では、13週SMA（赤線）上抜け26週SMA（青線）をも上抜けしてきた。また、13週SMAは緩やかに上向きとなっていることから、上昇基調が継続している。上値では、5月25日安値22.22円がサポートとなり、6月8日週高値24.68円がレジスタンスとなったレンジ相場圏内が視野に入ってくる。

ただ、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K：97.18、％D90.26とかなり過熱感がでている。直近では2017年5月12日週の90.24を上回ってきていることからも、何時下落調整的な動きになっても不思議ではない。

中期的には上昇トレンドは維持しているものの、買われ過ぎ過熱感が出ていることから、調整局面があっても不思議ではない。その際の下値目処は26週SMAの20.65円や13週SMAの19.65円がサポートとして意識される。