★J.P.モルガン.グローバル製造業PMI(季節調整済)は、景気の方向性を支援す経済指標で速報性の高さから金融市場で注目されている。企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、景況感についてアンケート調査した結果を指数化したものである。50を判断の分かれ目としてこの水準を上回る状態が続くと景気拡大、逆に50を下回る状態が続くと景気減速を示す。そのため、グローバル製造業PMIは、先進国や新興国を含めた世界全体の景気度合いを計る指標として注目されている。
『グローバル製造業PMI』は、2017年12月31日54.5がピークとなり景気拡大の勢いが鈍化した。ただ、3月31日の53.3から4月30日にかけては持ち直しの兆しも見られたが、再び下落基調が継続する展開となった。
昨今世界の景気減速懸念が相場の重石となっているが、昨年1年間下落基調が継続していたことから、急に減速したわけではなく景気循環のピークは2017年に付けたことになる。
このまま、50の節目と割り込んでしまうと、世界的な景気減速となり本格的なリスク回避的な下落調整局面となる可能性が高まる。
まずは50を割らずに下げ止まることが出来るかが焦点となっている。
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