FITS エコノミックレポート

クロス円でトルコ、メキシコ、南アのどの通貨が割安・割高!

 

★2019年1月2日を100としてトルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アランド/円でどの通貨が割高なのか、割安なのか。

3通貨では、年初は南アランド/円、メキシコペソ/円、トルコリラ/円の順で割高となっていた。その後は、南アランドが割高を修正する形で他の通貨に鞘寄せする形となった。

ただ、トルコリラだけが3月22日に暴落的な動きとなり、一旦戻したものの、その後は他の2通貨と徐々にかい離幅を拡大する状態となった。

2月以降は南アランドに代わってメキシコペソが割高となり推移した。しかし、トランプ大統領がメキシコに関税を賦課するとの報道でメキシコペソが売られ、割高感が払しょくされ一時南アランドがメキシコペソを上抜けた。しかし、再びメキシコペソが南アランドを上抜けしている。

トルコリラは5月9日がボトムとなり徐々に戻り基調となっている一方で、他の2通貨は下落基調となっていることで、トルコリラの割安感は徐々に縮小している。

ただ、これらの通貨は年初を100としてトルコリラ:92.76、南アランド:97.99、メキシコペソ:98.94とどの通貨も100を割っていることから、対円に対しては円高基調となっている。

3通貨のうちトルコリラ/円だけが戻り基調となっており、他の通貨は下落基調となっている。そのため、3通貨のうちではトルコリラ/円に投資妙味があると言える。

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