★トルコリラ/円は、24日(木)のトルコ中銀金融政策決定会合への利上げ期待は高まっていいる。利上げ幅については、市場予想の中心値は1.5%とされているが、一部では2-2.5%の引き上げを見込んでいる。いずれにせよ利上げがほぼ確実視されている。そのため、トルコリラ/円は底堅い展開となっており、上放れの可能性が高まっている。
トルコリラ/円のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)日足では、プラス2σとプラス3σ近辺で小幅な動きとなっている。スクイーズしていたことから、プラス3σを押し上げる動きになるとエクスパンションとなり、上昇の勢いが加速しやすい。
また、一目均衡表の雲でも、雲の上限を上抜けしてきた。そして、来週には雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜けやや過熱感は出来ているが上昇基調を継続している。
そのため、上放れの気配が強まっている。しかし、会合までに警戒すべきはエルドアン・トルコ大統領の金利に対する発言である。このところは大統領も以前はど金利については言葉少なめだが、先月の大幅利上げ後には引き締めスタンスをけん制している。そのため、利上げが見送られたり、小幅な利上げに留まると失望からトルコリラ売りが強まる可能性もある。
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