FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では6,500円の上値を意識!

 

★10月14日以降の金標準先物60分足では、心理的な節目となる6,500円が上値目処として意識され上値が重くなる展開となっている。ただ、雲の上限を上抜けしていることや各SMAを上抜けしていることから戻り基調は継続している。本日は雲のネジレが2回あり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。そのため、上下どちらかに放れる可能性があり注目される。

 

NY金先物市場は1896.60-1917.60ドルのレンジ相場となった。米追加経済対策をめぐる与野党の協議に注目が集まるなか、売り買いが交錯したが、為替市場でのドル安・ユーロ高に伴う割安感で続伸した。アジア市場で1896.60ドルまで下げたが、その後反転した。そして、ニューヨーク市場では1916.00ドルまで反発した。株高を意識して金先物は一時1900ドルを下回ったが、米国の追加経済対策に関する協議が進展する可能性は低いとの理由で再度反転し、一時1917.60ドルまで買われる場面があった。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上抜けしたことで、買い方からの『やれやれ売り』も一巡している。ただ、上値が重くなると利益確定売りが出やすく上値を抑える。6,500円を明確に上抜けしてくると、売り方からの買い戻しが入りやすく、上放れしやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを挟んでの値動きとなっており、明確なトレンドは出ていない。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準から%DがSlow%Dを下抜けしてきており、やや下押しバイアスが強まっている。

 

金標準先物の日足では、5日SMAの6,463円、10日SMAの6,474円、25日SMAの6,463円をじわりと上抜けしたが、75日SMAの6,512円がレジスタンスとなり上値を抑えられている。NY金先物市場は、ドル安を切っ掛けとしてニューヨーク市場で持ち直しており、ドルインデックス指数の動向がポイントになる。ただ、米長期金利が4日上昇しており、NY金の重石として意識される。為替市場では、リスク選好のドル売りとなっているものの、リスク選好の円売りも出やすい。そのため、ドル/円は105円台半ばで方向感を欠く展開となっている。

本日の注目点では、レジスタンスとなっているSMAを上抜けしてきている。そのため、75日SMAを上抜け出来るかが焦点となる。徐々に値幅が縮小していることから、上下に大きく放れる可能性が高まっている。

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