FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では240時間SMAを意識!

 

★12月16日以降の金標準先物の60分足では、雲の下限を下抜け120時間SMA(赤線)で一時下げ止まったものの、下抜けした。ただ、240時間SMA(茶線)がサポートとして意識され下げ止まる展開となっている。ただ、240時間SMAの6,212円を下抜けすると、下値模索の展開になりやすい。

 

NY金先物市場は1864.60-1889.40ドルのレンジ相場となった。安全逃避的なユーロ売り・米ドル買いが活発となったことから、金先物の上値は重くなった。安全逃避的なドル買いは継続する可能性があるとみられており、金先物は22日のアジア市場で1889.40ドルまで戻したものの、その後はユーロ安を嫌気した売りに押される展開となった。また、7-9月期米個人消費・確定値が市場予想を上回り、改定値から上方修正されたことも、ドル売りを後押しした。 

 

価格帯別出来高では、上値に出来高の多い価格帯があり、戻る上値の重石として意識される。もみ合いながら出来高を膨らませていたことで、下に放れると買い方らの手仕舞い売りがでやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方で徐々に横ばいになってきていることで、下押しバイアスは鈍化傾向にある。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも%DがSlow%Dをわずかに上抜ける展開になってきた。双方とも下げの勢いが鈍化していることを示している。

 

金標準先物の日足では、10日SMAの6,214円がサポートとして意識される一方で、緩やかに上向きの5日SMAの6,264円がレジスタンスとして意識され、上下抵抗体に挟まれる展開になっている。ただ、下値では、25日SMAと200日SMAの6,170円が下値目処として意識される。NY金先物市場では、ロンドンフィキシングに絡んだドル買い要因で弱い展開となったが、新型コロナウイルス変異種による感染拡大が意識されることから大幅下落とはなりにくい。為替市場では、103円半ば近辺で推移しているが、NYタイムでは103.90円に本邦輸出勢のドル売りオーダーが観測された。そのため、上値の重い展開が予想される。

本日の注目点は、5日SMAを上抜けするのか、それとも10日SMAを下抜け、25日SMAや200日SMA近辺まで下落するのかが焦点となる。

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