FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では240時間SMAを上抜け!

 

★9月4日以降の金標準先物60分足では、一目均衡表の雲を上抜け、さらにレジスタンスとして意識されていた240時間SMA(茶線)を上抜けした。また、上値・下値を切り上げる展開となっていることも回復基調が続いていることを示している。ただ、本日午後になると雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。

 

NY金先物市場は1926.30-1959.70ドルのレンジ相場となった。為替市場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建ての金に割安感が生じ、買いが優勢となった。ただ、翌日に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えた様子見ムードも強く、上値は限られた。ロンドン市場で1926.30ドルまで下落したが、ユーロ安が一服したことから、安全逃避的な金買いが強まり、通常取引終了後の時間外取引で金先物は1959.70ドルまで一段高となった。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い6,600円近辺を上抜けしたことで、戻り場面での買い方からの『やれやれ売り』を吸収しての上昇となった。ただ、上値ではまだ戻り待ちの建玉も残っていることから、上値の重い展開と続く。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを上抜け上昇基調にあったが、やや横ばいになってきていることから、上昇の勢いは鈍化してきている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、高水準で%DとSlow%Dが横ばいとなっていることから、やや買われ過ぎ過熱感が出ている。

 

金標準先物の日足では、緩やかに上向きとなってきた5日SMAの6,609円と10日SMAの6,646円を上抜けしたことで、短期的には戻り基調となっている。しかし、緩やかに下向きとなっている25日SMAの6,676円がレジスタンスとして意識されやすい。NY金先物も25日SMAの1,958ドルがレジスタンスとして意識されており、上値の重い展開となっている。為替市場では、米長期金利が上昇してきたことで、ドル/円では底堅く106円台を回復してきた。そのため、金標準先物の下支えとなりやすい。

本日の注目点は、5日SMAと10日SMAを上抜けを維持出来るかにある。また、レジスタンスとして意識されている25日SMAを上抜け出来ると再び7,000円台の上値狙いとなりやすい。

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