FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では240時間SMAがサポート!

 

★12月29日以降の金標準先物の60分足では、6,800円に届かず下落調整になった。雲の下限を下抜ける下落となったが、240時間SMA(茶線)がサポートとして意識され下げ止まり、240時間SMAを挟んでもみ合う展開になっている。夜間取引に入ると雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。下値では心理的節目になっている6,600円がサポートとして意識される。

 

NY金先物は1785.40-1811.60ドルのレンジ相場となった。昨日の取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で想定より速いペースで利上げが実施される可能性が指摘されたことを受けて、米10年債利回りが昨年4月以来の高い水準まで上昇し、金利を生まない金は売りが先行した。アジア市場の序盤で1811.60ドルまで買われたが、換金目的の売りが増えたことによって上値は重くなった。ニューヨーク市場の序盤に1785.40ドルまで下落した。その後、1795.90ドルまで反発したが、戻り売りの興味は残されており、通常取引終了後の時間外取引では1790ドルを下回る水準で推移した。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い6,750円を下抜けると徐々に下落基調が強まる動きとなった。ただ、6,650円前後の出来高の多い価格帯で下げ止まる展開になっている。一旦買い方からの手仕舞い売りが後退する展開になっている。ただ、さらに下落するようなら、再び手仕舞い売りで下落基調が強まる可能性がある。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方が横ばいになってきていることで、下押しバイアスは鈍化してきている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、価格は下落したにも関わらず下値を切り上げる強気のダイバージェンスとなっており、戻り基調の兆しが出ている。

 

金標準先物の日足では、10日SMAの6,671円を下抜け5日SMAもわずかに下向きになってきていることから、下落調整的な動きになっている。NY金先物市場では、米国の金融政策の正常化が想定より早いペースで進むとの見方から米長期金利が上昇したことが嫌気されており、今後も金利上昇が重石になりやすい。ただ、インフレヘッジによる買いや、米国株が軟調な動きになっているなどリスク回避の金買い需要もあり過度な下押しにはなりにくい。為替市場では、日米金融政策の差からドルは底堅い展開が続いていることで、金標準先物の下支えになりやすい。

本日の注目点は、10日SMAを下抜けしたことから、25日SMAの6,574円向かって下落調整となるのかが焦点になる。ただ、60分足では下げ止まる兆しも出ていることから、10日SMAを回復してくるかも注目される。

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