FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では雲の下限がレジスタンス!

 

★10月20日以降の金標準先物の60分足では、心理的な節目となる6,400円がサポートとして意識され反転した。しかし、一目均衡表雲の下限がレジスタンスとして意識され上抜け出来ない状態となっている。ただ、下値では24時間SMA(緑線)がサポートとして意識され下支える展開になっている。概ね6,400-6,450円の狭いレンジ相場となっている。

 

NY金先物市場は1892.50-1911.10ドルのレンジ相場となった。新型コロナウイルス感染の再拡大や米追加経済対策の遅れなどを受けて、リスク資産を手放す動きが強まった。その一方で安全資産とされる金は買いが先行した。弱い9月米新築住宅販売件数も支えとなった。しかしながら為替相場でドルがユーロに対して強含んだため、ドル建ての金先物は上げ幅を縮小して終えた。アジア市場で1892.50ドルまで下げた後、反転した。ニューヨーク市場で1911.10ドルまで買われたが、米国株安を意識した安全逃避のドル買いが優勢となり、金先物は伸び悩んだ。

 

価格帯別出来高では、6,400円付近で出来高が膨らんでいることから、押し目買いが強いことを示している。ただ、上値でも出来高が多かったことから、戻り場面では買い方からの『やれやれ売り』により上値の重石となっている。やれやれ売りが一巡するまではもみ合う展開が継続しやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを一旦上抜けしたものの、再び下向きとなりゼロライン近辺で推移している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。

 

金標準先物の日足では、緩やかに下向きの5日SMAの6,441円、10日SMAの6,447円、25日SMAの6,432円が上値を抑え込んでいる。一方で、8月12日安値の6,412円と100日SMAの6,402円が下支えしており、徐々に値動きが縮小する展開となっている。要するに上下に放れるパワーが蓄積される展開となっている。NY金先物市場も、心理的な1,900ドルを挟んでのもみ合い相場となっており、方向感を欠く展開が続いている。為替市場では、有事のドル買いと米長期金利の低下によるドル売りが交錯する展開となっていて、ドル/円に関しては方向感を欠く展開となっている。

本日の注目点は、レンジ同様上下にある抵抗体を上下に放れるかが焦点となる。もみ合い相場が長くなってきていることから、一旦上下に放れると大きな動きになりやすい。

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