FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では出来高の多い価格帯がレジスタンス!

 

★11月4日以降の金標準先物の60分足では、緩やかな戻り基調となっているものの、240時間SMA(茶線)がレジスタンスとして意識され上値が抑えられる展開となっている。長い雲のネジレにあり、方向感のないもみ合い相場となっている。

 

NY金先物市場は1858.90-1888.90ドルのレンジ相場となった。昨日にコロナワクチン開発への楽観論が広がり、リスク選好ムードの高まりで急落した反動で買い戻しが優勢となった。為替市場でドル高が一服したのも金の買いを後押した。アジア市場で1888.90ドルまで買われたが、新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待は持続しており、米長期金利は続伸していることから、金先物の反発は一服し、自律反発の域を出なかった。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い6,400円を手前に買い方からの『やれやれ売り』に押される展開となっている。上値では6,450円近辺でも出来高が多いことから、好材料が出るまでは上値の重い展開が継続しやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、シグナルを上抜け戻り基調が継続しているものの、ゼロラインを前にして戻りの勢いは鈍化している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも下向きとなっており、下押しバイアスが強いことを示している。そのため、MACDもシグナルとデッドクロスするようなら、再び下値模索の動きになりやすい。

 

金標準先物の日足では、下向きの10日SMAの6,390円がレジスタンスとして意識され下押しバイアスが強まっている。前日安値6,305円を下抜けするようなら、10月30日の6,245円が次の節目となりやすい。NY金先物も、大幅下落による自立反発による戻しとなったが、心理的な節目となる1,900ドル台まで戻り切れていない。米長期金利が上昇していることから、上値の重さが意識される。為替市場では、105円台は維持しているものの、105円台半ばがレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。

本日の注目点は、自立反発したものの買い方からの『やれやれ売り』により上値の重い展開となっている。そのため、強い金買いの材料が出てこないと、上値も限定的となりやすく、再び下値模索の動きになりやすい。

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