FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では下値で出来高膨らむか注目!

 

★10月22日以降の金標準先物の60分足では、もみ合い相場から急落的な動きとなった。ただ、心理的な節目となる6,300円が意識され下げ止まる展開となっている。ただ、現状では下げ止まった感は出ていない。

 

NY金先物市場は1869.10-1912.60ドルのレンジ相場となった。為替相場でドルが対ユーロで上昇幅を広げると、ドル建ての金先物は割高感から売りが優勢になった。欧米で再び新型コロナウイルス感染が拡大していることを受けてリスク回避地合いが強まったものの、本日の金相場は換金売りに押された。安寄りした米株が下げ幅を拡大すると金先物も下値を切り上げたが、買い戻しの勢いは鈍いままだった。ニューヨーク市場で金先物は一時928日以来となるとなる1869.10ドルまで売られた。

 

価格帯別出来高では、下落途中で出来高が膨らんでいないことから、今後6,300円処で出来高が膨らむかが焦点となる。ただ、6,400-6,450円近辺では、出来高が多いことから、戻り場面での重石になりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方で横ばいになっていることから、下落の勢いは鈍化してきている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80では、低位で%DがSlow%Dを下抜けしていることから、下値もみ合いの様相となっているため、下押しバイアスが残っている。

 

金標準先物の日足では、サポートとして意識されていた8月12日安値と100日SMAを下抜けしたこで、早々に回復出来れば問題はないが、回復出来ないようなら下値模索の展開となりやすい。その際は、7月にもみ合い相場となった6,200円や、4-6月にもみ合いとなった6,000円が下値目処となりやすい。NY金先物市場でも、換金目的の売りや有事による米ドルインデックスの上昇がNY金の上値を抑える展開となりやすい。新型コロナ感染拡大よりも、欧米諸国のロックダウンによる景気減速が懸念がリスク回避の動きにつながっている。為替市場では、リスク回避による『有事のドル買い』になっている一方で、ドル/円では円が買われやすい地合いとなっている。しかし、104.00円近辺では本邦長期投資によるドル買いもあり、過度な円高にはなっていない。

本日の注目点では、サポートを下抜けしたことで、下値模索の動きになりやすい。ただ、リスク回避による金買いも根強く残っていることから、暴落的な動きにもなり難い。

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