FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足ではもみ合いから緩やかに上放れ!

 

★12月11日以降の金標準先物の60分足では、もみ合い相場から緩やかに上放れする展開が続いている。買い方からの『やれやれ売り』や利益確定売りを吸収しながらゆっくり上昇基調を維持している。

 

NY金先物市場は1865.90-1902.00ドルのレンジ相場となった。景気支援のための米金融緩和措置が長期化するとの見方が、金市場への投資資金流入観測を後押した。ドル安によるドル建て金相場の割安感も押し上げ要因となり、11月9日以来の1900ドル台回復をうかがう展開となった。ユーロ高・米ドル安が進行していることや、米国金利の先高観は後退していることから、代替資産としての金の需要は増大している。

 

価格帯別出来高では、6,150-6,200円の出来高が多いことから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。また、6,200円台後半では100円抜けすることから、一旦上値が重くなりやすい。このまま、上値で出来高が膨らむかが焦点となる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で緩やかに上昇している。ただ、MACDは徐々に横ばいの動きになってきており、上昇の勢いは鈍化している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、価格は上昇しているにも関わらず上値を切り下げる展開になる弱気のダイバージェンスが発生している。そのため、短期的には下落の兆しになっている

 

金標準先物の日足では、5日SMAが25日SMAを上抜けるGCしているほか、10月30日安値の6,245円を上抜けしてきていることから、戻り基調は継続している。上値では緩やかに下向きの75日SMAの6,379円が上値目処として意識される。NY金先物市場は、一時心理的な節目となる1,900ドルを回復したものの、再び押し戻される展開になっている。ユーロ/ドルや米長期金利の動向がポイントになる。為替市場では、一時103円割れとなるなど、ドルの先安観が強く円買いが強まりやすい。そのため、金標準先物の上値を抑える展開になりやすい。

本日の注目点は、60分足で弱気のダイバージェンスが発生していることから、短期的な下落調整となるかが焦点となる。日足では、戻り基調が続いていることから、押し目買いのタイミングになる可能性もある。クリスマスを控えて徐々に参加者が減少することから、突発的な出来事に対して大きな反応になりやすいので注意が必要である。

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