FITS エコノミックレポート

東京金60分足では引けにかけ買い戻し!

 

★6月10日以降の東京金60分足では、利益確定売りに押されサポートとして意識されていた24時間SMA(緑線)を下抜けした。ただ、直近安値4,604円を起点として4,643円を結んだトレンドライン(S1)がサポートとして意識され下げ止まる展開となった。そのため、上昇基調は継続しているがS1を下抜けしてくると、トレンドの転換の兆しとなりやすい。

 

NY金先物市場は小幅に4日続伸して終了した。前日に高まった中東を巡る地政学リスクが引き続き意識されロンドン序盤には1362ドル台まで大きく上昇した。しかし、その後、米5月小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことで、為替市場でドル高が進行したことで金に割高感による利益確定売りに傾き、週末引けにかけて上昇幅を大きく縮めて終了した。

 

価格帯別出来高では、4,650円近辺での出来高が多いことから、50円超抜けとなっていたことや、週末ということもあり上値が重くなると利益確定売りが入りやすかった。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上方からMACDがシグナルとデッドクロスして下落基調となっている一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜けしてきており、持ち直しの兆しとなっている。そのため、MACDのゼロラインがサポートとなりやすい。

 

東京金の日足では、3月20日の高値4,685円を一時上抜けしたことで達成感からの利益確定売りが入りやすかった。ただ、5日SMA4,654円がサポートして意識され下ヒゲを伴って戻り基調となった。5日SMAと10日SMAは上向きを維持していることから、上昇基調は継続している。NY金も上昇基調が続いていたことで、ドルインデックス指数の上昇やドルが強含みとなったことで、利益確定売りが入りやすい地合いとなっていた。ただ、タンカー襲撃絡みで中東情勢の地政学リスクが高まってきており、底堅い展開が予想される。為替市場では、ドル/円は108円台前半から半ば近辺でのこう着相場となっており、米国の早期利下げの思惑が漂うなか底堅い展開となっている。

週明けの注目点は、5日SMAの4,654円を維持出来るかにある。再び騰勢を回復するようなら2月20日に付けた年初来高値4,789円が次の上値節目となる。一方で、5日SMAを下抜けすると、2月20日高値と5月29日安値の半値戻し4,638円や10日SMA4,634円が下値目処として意識される。

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