FITS エコノミックレポート

東京金60分足では利益確定売りで高値もみ合い!

 

★6月16日以降の東京金60分足では、心理的節目となる6,000円が下支えして上昇基調が継続している。ただ、上値が重くなると利益確定売りが出やすく、上値を抑える展開となっている。24時間SMA(緑線)がサポートラインとして意識される。

 

NY金先物市場は1753.50-1779.00ドルのレンジ相場となった。為替相場でドルが対ユーロなどで軟調となり、ドル建ての金先物は買いが先行した。5月米中古住宅販売件数(前月比)も市場予想を下回り、安全資産とされる金に資金が向かった。米株が底堅さを取り戻すと金相場は伸び悩んだが、複数の州で新型コロナ感染の第一波延長が警戒されているなか下値は限定的だった。アジア市場で1753.50ドルまで下げたが、ニューヨーク市場にかけて上昇し、1779.00ドルまで買われた。その後は株高を意識して伸び悩んだが、ウイルス感染の再拡大や米国の政情不安を警戒して、安全逃避的な買いは縮小しなかった。

 

価格帯別出来高では、5,950円近辺で出来高が多いことから、100円抜きとなる6,050円近辺では利益確定売りが出やすく上値を抑える展開になりやすい。そのため、高値圏で出来高が膨らむかが焦点となる。出来高の少ない価格帯では、振れが大きくなりやすいので注意が必要となる。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で横ばいとなっており、トレンドレスの状態となっている。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DとSlow%Dの両線が下向きとなっており、下押しバイアスが強まっていることを示している。

 

東京金の日足では、レジスタンスとして意識されていた25日SMAの5,976円を上抜けた。また、5日SMAと10日SMAが上向きとなってきたことで、短期的には上昇基調となっている。NY金も新型コロナウイルスの感染『第2波』や米国の政情不安が警戒されており、金は当面底堅い展開が予想される。為替市場では、徐々に107円台の上値が重くなってきている。ただ、米国長期金利が再び0.7%台を回復していることから、過度な円買いにつながっていない。

本日の注目点は、レジスタンスの25日SMAを上抜けしたことで、一転してサポートラインとして下支えするかが焦点となる。また、上向きとなっている5日SMAと10日SMAが25日SMAを明確に上抜け出来るかも注目される。

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