FITS エコノミックレポート

東京金60分足では出来高の多い価格帯で一旦下げ止まる!

 

★7月26日以降の東京金60分足では、前日までの上げ幅を解消する下落基調となった。一旦雲の上限近辺で下げ止まる気配があったものの、120時間線(赤線:日足では5日線)がレジスタンスとなり、雲の下限を下抜けした。ロウソク足では、上値・下値を切り下げる陰線で終了していることから、下げ止まる兆候にはなっていない。そのため、7月27日や7月31日の安値となっている4345円近辺が視界にはいる。

 

NY金先物市場は一時1224.40ドルまで売られた。この日発表された経済指標は強弱まちまちの内容だったが、FOMCの会合終了後に公表された声明文で『労働市場は引き続き力強さを増し、経済活動は力強いペースで拡大していることが示唆された』とのタカ派的な見解を表明されており、金価格の上値を重くした。政策金利は今回据え置かれたものの、9月利上げの可能性は一段と高まった。

 

価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯で一旦下げ止まる展開となっている。今回の下げで上値にシコリ玉が増えた形となった。出来高の多い価格帯を維持出来るかが注目される。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがかい離幅を広げながら下落していることから、下落の勢いが強いことを示している。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:2.50、%D:5.20と短期的にかなり売られ過ぎ過熱感が出ており、押し目買いが入りやすくなっている。

 

東京金日足では、前日に5日線や10日線を上抜けしたものの、再び下抜けする展開となっている。また、5日線もわずかながら下向きとなってきた。前日ロウソク足に対して『はらみ線』となっており、前日の高値4407円を上抜けるのか、それとも安値4355円を下抜けするのかが注目される。ただ、ストキャスティクス・スローは、%K16.27、%D:12.40と売られ過ぎ過熱感からわずかに上向きとなっており、戻りの勢いはまだ残っている。ボリンジャーバンドでは、昨日一旦プラス3σが内側に入ってきたことで下落の勢いは鈍化したが、再びプラス3σがわずかに外側に広がってきている。為替市場では、米財務省が10年物国債の増発を発表したことで、米長期金利が3%台に上昇した。しかし、米中貿易摩擦の激化が再燃する様相となっており、リスク回避の円買いとなっている一方で、ユーロがドルに対して弱含みとなっていることで東京金にとっては上値を抑える展開となっている。

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