FITS エコノミックレポート

日経225は米賃金改善で円安継続なら上値トライも!

 

★日経225の動向は、ドル/円相場がカギを握っている。過去1年間の値動きでも、円安と日経225の連動性が高いことが分かる。そのため、円安地合いが継続しているうちは、押し目買い目線となる。

また、円高進行しても日経225が上昇した場合は、その後の日経225の下落幅が大きい。

米国では前週末の8月雇用統計が改善したほか、平均賃金は前年比+2.9%と2009年6月以来の高い伸びを記録した。米FRBによる利上げ継続と、ドルの下限切り上がりが支援されやすい。
長期間の統計記録が残る『時間あたり平均賃金・名目前年比』も+2.8%となり、2009年7月以来のプラス幅になってきた。同統計では前回の悪化局面のあと、2005年7月から現在と同じ+2.8%を超えてきた。当時のドル/円は同月ドル安値の109円前後から、賃金が+4.2%と改善ピークをつけた2007年6月の124円方向までドル高トレンドが持続した。それ以前では1995年6月から+2.8%を突破したが、ドル/円は同月ドル安値83円前後からドル高モメンタムが点火した。賃金上昇は1998年6月の+4.3%で天井をつけたが、その2カ月後にあたる同年8月の147円方向までドル高基調が継続されている。

 

米国による賃金の改善は、為替相場では円安方向に傾斜しやすい。そのため、前週末の8月米雇用統計の結果は見過ごせない結果となったと言える。

日米通商協議の行方がドル/円の重石となっているが、ある程度の合意がみられると、ドル/円の重石が軽くなり、円安基調が進みやすい。

円安基調が継続するようなら、日経225も底堅い展開が予想されるだけに、今後のドル/円相場が重要となる。

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