FITS エコノミックレポート

トルコリラ/円は節目の攻防!

 

★先週末取引終了前に格付け会社ムーディーズが昨年8月以来、約10カ月ぶりにトルコの格付けを引き下げた。また、ロシア製S400地対空ミサイルについて、エルドアン・トルコ大統領は先週末にも『すでに納入済み、7月前半には届くだろう』『これはもう完了済みであり、後ろ向きなことは論外』と頑なな姿勢を維持している。また、米国側から届いた書簡についても『今週中には回答書簡が米側に届くだろう。米側との意見の食い違いについてはトランプ大統領と話し合う』と述べた。

格付け会社からの格下げや米国との関係悪化懸念がトルコリラの上値を重くする。

トルコリラ/円の日足では、5月9日安値17.50円を起点として5月23日安値17.83円を結んだトレンドライン(S1)の攻防となっている。確り下抜けするようなら上昇トレンドの終了と下落トレンドの兆候となる。

また、5日SMA(赤線)がレジスタンスとして意識される中、下向きとなり下落基調となってきている。現在25日SMA(青線)の18.39円の攻防となっており、下抜けると5日SAMや10日SMA(黄線)がレジスタンスとして意識されながら下落基調が継続する可能性がある。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを下抜け両線とも過熱感なく下向きとなっている。そのため、下押しバイアスが掛かっている。

 

まとめると、S1と25日SMAを下抜けすると、5月23日の直近安値が次の下目節目となる。ただ、下抜けたところ安値切り下げとなり、上昇トレンドは消滅することになるため、5月9日の安値17.50円が次の下値目処となりやすい。一方で、S1や25日SMAを早々に回復し、5日SMAや10日SMAを上抜けするようなら再び上昇基調に戻る可能性が高まる。

ただ、トルコリラに対する悪材料が多いことから、急落する可能性もあるので、十分気を付ける必要がある。

 

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