FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2019/06/17/03:02:24

米国株式市場は下落:世界景気の先行き不透明感から売り優勢

NYダウは17.16ドル安の26089.16ドル、ナスダックは40.47ポイント安の7796.66と反落して終了した。中国国家統計局が発表した5月鉱工業生産が約17年ぶりの低い伸びとなったことで、需要の減少が鮮明になった。そのため、年後半の需要回復に対する期待が後退した半導体関連株が軒並み売られたのも相場の重荷となった。世界景気の先行き不透明感が意識された。ただ、この日発表の米5月小売売上高が堅調な内容だったことから、買いも入りやすくNYダウは一時プラス圏を回復する場面もあった。VIX指数は15.82から15.28へ低下した。

 

NY外国為替市場:米経済指標が概ね良好でドル買い優勢

ユーロ/ドルは、独10年債金利が一時▲0.270%前後と過去最低を付けたことでユーロ売り・ドル買いが先行下。米5月小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことが分かると全般ドル買いが活発化し、一時1.1203ドルと5月31日以来の安値を付けた。米商務省が発表した米5月小売売上高は市場予想をやや下回ったものの、4月分が上方修正されて3ヵ月連続の増加となった。また、FRBが公表した米5月鉱工業生産指数は市場予想より強い内容となった。

ドル/円は、アジア時間夕方に一時108.16円と日通し安値を付けたものの、米小売売上高が『まずます堅調な内容だった』と受け止められと一転円売り・ドル買いが優勢になった。対欧州・オセアニア通貨中心にドル高が進んだ影響も受けて、一時108.59円まで上値を伸ばした。

 

NY原油先物市場は続伸:中東情勢の地政学リスクの高まりから買い優勢

NY原油先物市場は売りが先行した。前日の石油輸出国機構(OPEC)に続いて、国際エネルギー機関(IEA)が19年の世界の石油需要見通しを下方修正したことが材料視された。もっとも、NY勢が本格参入すると買いが強まり一時52ドル後半まで上昇した。また、前日のオマーン湾でのタンカー攻撃で米国とイランの軍事緊張が高まり、中東の地政学リスクが再び意識された。米国内の石油掘削装置(リグ)稼動数は前週比1基減少の788基となった。

 

NY金先物市場は小幅続伸:ドル高進行を嫌気して上げ幅縮小

NY金先物市場は小幅に4日続伸して終了した。前日に高まった中東を巡る地政学リスクが引き続き意識されロンドン序盤には1362ドル台まで大きく上昇した。しかし、その後、米5月小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことで、為替市場でドル高が進行したことで金に割高感による利益確定売りに傾き、週末引けにかけて上昇幅を大きく縮めて終了した。

 

米国債券市場は続伸:世界景気の先行き不透明感から買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは4日続伸(利回りは低下)した。米10年債利回りは前日比0.01%低い(価格は上昇)2.08%で終了した。5月中国鉱工業生産が約17年ぶりの低い伸びとなったことで、世界景気の先行き不透明感が意識され債券買いを誘った。ただ、米5月小売売上高など米経済指標が概ね良好な内容だったことから、相場の上値は重かった。

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2019/06/14/07:43:32

米国株式市場は上昇:原油高が好感されたが上値は限定的

NYダウは101.94ドル高の26106.77、ナスダックは44.41ポイント高の7837.13で取引を終了した。中東のホルムズ海峡近くのオマーン湾で2隻の石油タンカーが攻撃を受けて、中東の地政学的リスクが高まったことから、原油先物相場が急伸した。シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー株が買われ指数を押し上げた。米連邦準備理事会(FRB)が早期利下げに踏み切るとの観測が浮上していることも引き続き株価を下支えした。 一方で、米中貿易摩擦を見極めたいとの思惑が根強いほか、ポンぺオ国務長官がタンカー攻撃をイランの責任と断定したことで地政学リスクが意識され、上値は限られた。VIX指数は15.91から15.82へ低下した。

 

NY外国為替市場:地政学リスクの高まりからドルじり安

ドル/円は、米国株相場の上昇に伴う円売り・ドル買いが先行し、一時108.54円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせしたものの、この水準を上抜けることが出来ずに失速した。米30年債入札が好調だったと受け止められ、米長期金利が低下幅を広げたことも相場の重石となった。ペルシャ湾における海上輸送の要衝、ホルムズ海峡で石油タンカー2隻が攻撃されたことについて、米政府はイランに責任があると断定した。5月のタンカー攻撃時も米政府はイランの関与を指摘しイランは反発した。米国とイランの関係が一段と悪化し、中東の地政学リスクを高めるとの警戒感が強まると、円買い・ドル売りで反応し一時108.25円付近まで下押しした。
 なお、トランプ米大統領はツイッターで『安倍晋三首相によるイラン訪問に感謝している』としながらも、『米国がイランと取引をするかどうかを検討することさえも時期尚早』との考えを示した。

ユーロ/ドルは、アジア時間に一時1.1304ドルまで上昇したあとはじり安の展開になった。財政規律を巡る欧州連合(EU)とイタリアの対立懸念が根強いなか、市場では『一目均衡表雲の上限1.1280ドルを下抜けたことでテクニカル的な売りが出やすい』との指摘があり、一時1.1269ドルと日通し安値を付けた。ただ、売り一巡後は新規材料難から1.12ドル台後半で値動きが鈍った。

 

NY原油先物市場は反発:石油タンカー攻撃で供給不安から買い優勢

NY原油先物市場は50.92ドル-53.45ドルのレンジ相場となった。石油輸送の大動脈であるホルムズ海峡近くのオマーン湾で、2隻の石油タンカーが攻撃されたというニュースを受けて原油相場は急騰した。NY昼にかけては利食いの売りに押されたが、引けにかけては再び52ドル台で強含む場面があった。米政府が『タンカー攻撃はイランに責任がある』と明言し、米イラン間の緊張の高まりが警戒された。ただ、買戻し一巡後は米中対立が続いていることや、原油需要拡大に直結する材料は多くないとの見方で原油先物の上げ幅は縮小した。

 

NY金先物市場は続伸:地政学リスクの高まりでリスク回避の買い

NY金先物市場は1335.90-1347.00ドルのレンジ相場となった。中東のホルムズ海峡近くのオマーン湾で2隻の石油タンカーが攻撃を受け、中東の地政学リスクの更なる高まりが警戒されて安全資産の金に買いが集まった。また、FRBによる早期利下げ観測が強まる中で米金利は低下傾向であり、金利がつかない金にとっては支持要因となった。また、この日発表された新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことも材料視された。

 

米国債券市場は続伸:地政学リスクの高まりで安全資産としての買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3日続伸(金利は低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)2.09%で終了した。中東オマーン沖で日本の船舶を含む2隻の石油タンカーが攻撃されたことを受け、中東情勢が緊迫すると警戒から安全資産とされる米国債に買いが入った。米30年債入札が好調だったと受け止められると、債券買いが強まった。 

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2019/06/13/07:44:50

米国株式市場は下落:米中貿易摩擦に対する不透明感が重石

NYダウは43.68ドル安の26004.83、ナスダックは29.85ポイント安の7792.72で取引を終了した。5月消費者物価指数(食品・エネルギー除く)が予想を下振れ、利下げ観測の拡大から寄付き後は小動きとなった。米中貿易摩擦や香港の条例改正案を巡る抗議行動の行方を見極めたいとの思惑から、緩やかに下落する展開となった。また、ロス米商務長官は『大阪サミットでの米中首脳会談では、最終合意が予定されているわけではない』などと発言しており、依然として米中貿易摩擦に対する不透明感が相場の重しとなった。原油価格の大幅下落を背景に、シェブロンやエクソンモービルなどエネルギー株が売られたことも指数の押し下げ要因となった。半面、ユナイテッド・テクノロジーズやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などが買われ、相場を下支えした。 VIX指数は15.99から15.91へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドルはユーロとポンド売りから底堅い展開

ドル/円は、日本時間夕刻に一時108.19円と日通し安値を付けたあとはじりじりと下値を切り上げる展開となった。市場予想を下回る米CPIを受けて円買い・ドル売りが入る場面もあったが、米金利低下が一時的だったことからドル円の下値は堅かった。米長期金利が低下幅を縮めたことに伴って一時108.53円付近まで値を戻している。もっとも、アジア時間に付けた日通し高値108.57円は上抜けることが出来なかった。NY中盤以降はユーロやポンド絡みの取引が中心となったため、ドル円自体は方向感が出なかった。

ユーロ/ドルは、米5月CPIが予想を下回ると、米長期金利の低下とともにユーロ買い・ドル売りが先行し、一時1.1341ドル付近まで値を上げた。ただ、夕刻に付けた日通し高値1.1343ドルの上抜けに失敗すると失速した。2.1066%前後まで低下した米長期金利が2.1413%前後まで低下幅を縮めたこともユーロ売り・ドル買いを誘った。トランプ米大統領が『(ロシアからバルト海経由で天然ガスを直接ドイツに送るパイプライン)ノルド・ストリーム2計画阻止のための制裁を検討している』と述べ、ドイツに対しエネルギーでロシアに依存しないよう警告すると、米独関係悪化への警戒感からユーロ売り・ドル買いが強まった。前日の安値1.1302ドルを下抜けて一時1.1283ドルまで下げ足を速めた。なお、同パイプラインを巡っては米国の他東欧や北欧、バルト海諸国から、欧州連合(EU)のロシア産ガスに対する依存が高まると懸念する声が出ている。一方で、ドイツは同計画を推進する強い立場を一貫して維持している。

 

NY原油先物市場は反落:原油在庫増が嫌気され売り優勢

NY原油先物市場は50.72ドル-53.05ドルのレンジ相場となった。昨日引け後に発表された米石油協会(API)の週間原油在庫が大幅積み増しとなり、原油先物は時間外から売り優勢となった。本日発表の米エネルギー省(EIA)の週間石油在庫では、一部では取り崩し予想のところ、220.6万バレルの積み増しという結果になった。これを受けて供給過剰への懸念が更に高まり、原油先物には売りが集まった。米中対立が続いていることや、原油需要拡大に直結する材料は依然として少ないことから、原油先物の上値は一段と重くなった。

 

NY金先物市場は小幅続伸:香港の抗議運動や米早期利下げ観測で買い優勢

NY金先物市場は1329.80-1342.30ドルのレンジ相場となった。香港では『逃亡犯条例』改正案に反対する抗議運動が広がり、香港株式市場はリスク回避ムードが強まった。そのため安全資産の金には資金が向かい、時間外から金先物は堅調に推移した。NY時間に入り、5月米CPIが予想より弱かったことも金相場の支えとなった。その後、為替相場でドルが欧州通貨に対して強含むと、ドル建ての金先物は上げ幅を縮小して引けた。 

 

米国債市場は続伸:米早期利下げ観測強まり買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は上昇)2.12%で終了した。米5月CPIが市場予想より弱い内容となり、早期利下げ観測が強まった。米国株の下落で安全資産とされる米国債に買いが入った面もあった。

 

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2019/06/12/07:34:06

米国株式市場は下落:利益確定売りに押される展開

NYダウは14.17ドル安の26048.51、ナスダックは0.60ポイント安の7822.57で取引を終了した。米国による対メキシコ制裁関税の発動見送りや中国による新たな景気刺激策への期待などを背景に買いが先行した。NYダウは一時180ドル超上げた。しかし、トランプ大統領が6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて米中首脳会談で何らかの合意が無ければ、中国からの輸入品に対する追加関税を発動すると発言した一方で、中国政府は会談開催について言及しておらず、対立への懸念から引けにかけて上げ幅を縮小し、小動きとなった。前日までの6日続伸で1247ドル程度上げているだけに、目先の利益を確定する目的の売りが入りやすかった。VIX指数は15.94から15.99へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米国株失速と米長期金利低下でドル売り

ドル/円は、中国政府がインフラ投資の資金調達を支援する方針を示したことで、アジアや欧州の株式相場が上昇した。そのため、投資家のリスク志向が改善し円売り・ドル買いが先行し、一時108.80円と日通し高値を付けた。ただ、一時は180ドル超上昇したNYダウが下げに転じると円買い・ドル売りが優勢になった。米3年債入札が堅調だったと受け止められ、米長期金利が低下したことも相場の重石となり、一時108.42円付近まで下押しした。もっとも、アジア時間に付けた日通し安値108.35円を下抜けることは出来なかった。

ユーロ/ドルは、トランプ米大統領が『ユーロとその他の通貨はドルに対して下落するよう誘導されているため、米国はひどく不利な立場に置かれている。米政策金利はあまりにも高い、馬鹿げた量的引き締めに追い打ちをかけている』とツイートしたことを材料にユーロ買い・ドル売りが先行した。米長期金利の低下に伴う買いも入り一時1.1337ドルと日通し高値を付けた。

 

NY原油先物市場は小反発:世界原油需要の伸び鈍化見通しを嫌気

NY原油先物市場は52.91ドル-54.04ドルのレンジ相場となった。アジア・欧州金融市場がリスク選好地合いに傾く中で、原油先物も時間外から買いが強まり、WTI7月限は54ドル台を一時回復した。もっともNY勢が本格参入すると売り戻し優勢となり、上げ幅を大きく削って引けた。6月下旬のOPEC加盟・非加盟国の会合を前に、ポジション調整の売りが上値を抑えた。米エネルギー省(EIA)月報で、19年の世界原油需要の伸びが鈍化すると指摘されたことも売りに繋がった。 

 

NY金先物市場は小幅高:トランプ大統領発言でユーロ反発による買い

NY金先物市場は1323.60-1333.80ドルのレンジ相場となった。アジア・欧州株式市場は堅調となり、リスク志向の改善に時間外の金先物は売りが先行した。もっともNY勢参入後は、トランプ米大統領の発言『ユーロなどの通貨がドルに対して下落し、米国は大きな不利益を被っている』をきっかけにドルは対ユーロでじり安となり、ドルの代替資産とされる金は買い戻された。 また、この日発表された5月の米生産者物価コア指数(コアPPI)は前月比+0.2%、前年比では+2.3%となった。インフレ率の鈍化を示唆する数値ではなかったものの、長期債利回りは伸び悩んだことから金先物は下げ渋った。

 

米国債券市場は小反発:米国株の失速で買い戻し

米国債券市場で長期ゾーンは小反発(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.01%低い(価格は上昇)2.14%で終了した。高く始まった米国株相場が失速したことで債券買いが優勢となり上げに転じた。米3年債入札が好調な結果となったことも債券買いを促した。
 

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2019/06/11/07:37:10

米国株式市場は上昇:メキシコとの貿易摩擦警戒後退で買い優勢

NYダウは78.74ドル高の26062.68、ナスダックは81.07ポイント高の7823.17で取引を愁傷した。前週末にトランプ米大統領が不法移民問題についてメキシコと合意に達し、メキシコに対する関税発動を無期限で延期すると述べたことを背景に、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退し買いが広がった。指数は一時220ドル超上げた。 NYでヘリコプター衝突事故が発生し、一時下落する場面も見られたが、終日堅調推移となった。VIX指数は16.30から15.94へ低下した。

 

NY外国為替市場:米長期金利上昇と米国株高でもドルはじり安

ドル/円は、前週末にトランプ米大統領が不法移民問題についてメキシコと合意に達し、メキシコに対する関税発動を無期限で延期すると述べたことを背景に、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退。アジアや欧州の株式相場が上昇したことを受けて円売り・ドル買いが先行し、一時108.71円と日通し高値を付けた影響が残った。ただ、ニューヨーク市場に限ればじり安の展開だった。トランプ米大統領が『もし習・中国国家主席がG20サミットに参加しなければ、中国への追加関税は直ちに発動されるだろう』と述べたことなどが相場の重石となったほか、『ニューヨーク市マンハッタンの高層ビルの屋上にヘリコプターが衝突』とのヘッドラインに円買い・ドル売りで反応し一時108.32円と日通し安値を付けた。もっとも、米国株相場や米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出たため下落のスピードは緩やかだった。また、米メディアはヘリコプターに搭乗していた1人が死亡したと報道。事故の原因は現時点で不明だが、ニューヨーク州のクオモ知事は『テロではない』との見方を示した。

ユーロ/ドルは、欧州市場序盤に一時1.1290ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開になった。ユーロポンドやユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれた買いが入り、一時1.1325ドル付近まで値を上げた。

 

NY原油先物市場は反落:利益確定売りが上値の重石

NY原油先物市場は53.04ドル-54.84ドルのレンジ相場となった。米メキシコ関係の改善期待を受けてリスクオフの巻き戻しとなり、リスク資産の原油先物は時間外から買いが先行した。ロシア石油相が『OPEC加盟・非加盟国による協調減産の延長を支持する可能性』を示したことも相場の下支えとなった。もっとも、6月下旬のOPEC会合を控えて減産への不透明感は残り、54ドル台では利益確定の売りが上値を抑え、引けにかけては53ドル台で下値を広げた。

 

NY金先物市場は反落:米国発の貿易摩擦懸念が後退で売り優勢

NY金先物市場は1329.00-1341.70ドルのレンジ相場となった。トランプ米大統領は先週末、対メキシコ追加関税の無期限延期を発表した。米国を巡る通商摩擦への懸念が後退し、金融市場はリスクオフの巻き戻しの動きになった。安全資産とされる金には売りが集まり、金先物は時間外から大きく値を下げ、その後の戻しも限定的だった。また、トランプ大統領が中国との貿易合意の可能性に言及したことも売り材料となった。

 

米国債券市場は反落:めき底との貿易摩擦後退で売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は下落)2.15%で終了した。米国がメキシコ製品への関税発動を見送ったことで、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退し、安全資産とされる米国債に売りが出た。

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