FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2019/10/08/07:54:48

米国株式市場は下落:米中貿易協議への警戒感強い

NYダウは95.70ドル安の26478.02、ナスダックは26.18ポイント安の7956.29で取引を終了した。週明け早朝に『中国当局者はトランプ米大統領が求める幅広い通商協定で合意することに一段と消極的な姿勢を示している』と伝わり、売りが先行し、一時150ドル近く下落した。『中国商務省は米国と一部合意する準備がある』『来年にかけてより困難な問題を解決するためのタイムスケジュールを準備する用意がある』との一部報道をきっかけに、指数はプラス圏に浮上する場面もあったが、米中貿易協議への警戒感は強く戻りは一時的だった。引けにかけては再び売りに押されている。VIX指数は17.04から17.86へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米中貿易協議への警戒感強くドル伸び悩む

ドル/円は、アジア市場では『中国当局者はトランプ米大統領が求める幅広い通商協定で合意することに一段と消極的な姿勢を示している』と伝わり、週明け早朝取引で一時106.57円まで売り込まれる場面があった。ただ、NYの取引時間帯では底堅く推移した。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が米FOXニュースのインタビューで『米中通商協議は進展する可能性がある』『中国企業の上場廃止は検討していない』などと発言し、米中協議進展期待が高まった。さらに『中国は来年にかけてより困難な問題を解決するためのタイムスケジュールを準備する用意がある』と伝わり、米国株の持ち直しとともに円売り・ドル買いが活発化した。前週末の高値107.13円や3日の高値107.30円を上抜けて一時107.46円まで上値を伸ばした。もっとも、米中貿易協議への警戒感は強く米国株が再び下げに転じると、ドル円も107円台前半で伸び悩んだ。
 なお、日米両政府の代表者は7日、ワシントンで日米貿易協定に正式に署名した。その際、トランプ米大統領は『中国との貿易協定の合意の可能性ある』『中国との部分的な貿易合意は私たちが望むものではない』などと述べた。また、米政府は中国の監視カメラ大手ハイクビジョンを含む中国企業8社をブラックリストに加えた。市場では『貿易協議にも影響する可能性がある』との指摘があった。

ユーロ/ドルは、上値の目処として意識されていた3日の高値1.0999ドルを上抜けて一時1.1001ドルと9月25日以来の高値を付ける場面もあったが、1.10ドル台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。米長期金利が1.56%台まで上昇したことも相場の重しとなり、1.0969ドル付近まで押し戻されている。

 

NY原油先物市場は小反落:ユーロが弱含んだことや原油在庫への懸念

NY原油先物市場は52.59ドルー54.06ドルのレンジ相場となった。先週末の雇用市場の拡大は続いていることや、米中協議進展への期待で原油先物は一時54ドル台を回復した。また、この日もイラクの供給懸念などを背景に買いが先行した。ただ、後半は為替市場でユーロ/ドルが失速したことや、原油在庫増への懸念で、上げ幅を吐き出して取引を終えた。

 

NY金先物市場は小幅続落:米中通商協議への期待感高まり売り優勢

NY金先物市場は1493.30-1518.80ドルのレンジ相場となった。中国は米国と一部で合意の準備があり、来年にかけてより多くの課題に取り組む用意があるとの報道を受けて、米中通商協議への期待感が高まり、リスク回避資産の金が売られた。通常取引終了後の時間外取引で金先物は1500ドルを下回った。

 

米国債券市場は下落:持ち高調整の売りが優勢

米国債券市場で長期ゾーンは下落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%高い(価格は下落)1.56%で終了した。今週予定されている米中貿易協議や米物価指標の発表、国債入札など重要イベントを控えて持ち高調整目的の売りが出た。

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2019/10/07/03:01:03

米国株式市場は上昇:米景気後退への過度な懸念が後退

NYダウは372.68ドル高の26573.72、ナスダックは110.21ポイント高の7982.47で取引を終了した。9月米雇用統計の結果が『市場が警戒したほど悪くなかった』と受け止められ、米景気後退への過度な懸念が和らいだ。マーケット参加者からは『平均時給が予想を下回ったことから、追加利下げ観測も残り株式市場の資金流入につながった』との指摘があった。パウエルFRB議長は講演で米経済が概ね良好な状態にあるとの見解を示したが、雇用統計が強弱入り混じる内容だったことや、今週は製造業・非製造業景況指数が予想を下振れたことから、今月のFOMCでの利下げ期待も根強く、終日上昇となった。ハイテクや金融株中心に買いが集まり、指数は一時390ドル近く上げた。 VIX指数は19.12から17.04へ低下した。

 

NY外国為替市場:リスク選好も米長期金利低下でドルの上値の重石

ドル/円は、9月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比13.6万人増と予想の14.5万人増を下回ったことが分かると円買い・ドル売りが先行した。平均時給が予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時106.61円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値106.48円が目先サポートとして働くと買い戻しが優勢になった。失業率が3.5%と50年ぶりの低水準となり、米景気に対する過度な減速不安が和らいだことも相場の支援材料となり、一時107.13円と日通し高値を付けた。今週は低調な米経済指標の発表が相次ぎ、景気後退への懸念が強まっていただけに、比較的堅調な雇用統計を受けて投資家心理が改善した。もっとも、107円台での滞空時間は短かった。米長期金利が一時1.5051%前後まで低下したことなどが相場の重荷となり、106.81円付近まで押し戻される場面があった。米利下げ期待も根強かった。なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はワシントンでのイベントで、米雇用統計の結果については直接の言及を避けたうえで、『米経済はいくつかのリスクに直面しているが、全体的には良好な環境にある。われわれの役割は可能な限り長くそこにとどめることだ』などと述べた。

ユーロ/ドルは、米重要指標の発表を前に1.09ドル台後半での値動きが続いていたが、米雇用統計が発表されると買いと売りが交錯した。米雇用指標の結果が強弱入り混じる内容だったことから、一時本日高値となる1.0998ドルまで上げたもののすぐに1.0957ドルの本日安値まで売り込まれた。そのあとはパウエルFRB議長の演説や週末を控えて1.09ドル台後半で次第に値動きが細った。市場では『株価は堅調だが香港のデモ激化や米大統領の弾劾調査など複数のリスク要因があるため、週末を控えてポジションを傾けにくい』との声が聞かれた。 

 

NY原油先物市場は反発:下落が続いていたことから反動の買い戻し

NY原油先物市場は52.04ドル-53.35ドルのレンジ相場となった。9月の米失業率が50年ぶりの低失業率となったことを好感し、原油先物は53.35ドルまで一時上げ幅を拡大した。しかしベーカーヒューズが発表した先週の米国内の石油リグ稼働数が前週比で3基減少し、710基となり2017年5月以来の稼働数となったことで、原油需要の落ち込みを懸念し一時52.04ドルまで下落する局面もあった。もっとも、引けにかけては8日間に渡り下落していたこともあり買い戻しが入り、前日比プラスになって引けた。 

 

NY金先物市場は小幅安:米長期金利低下で底堅い展開

NY金先物市場は1501.40-1522.20ドルのレンジ相場となった。注目された米雇用統計は、非農業部門雇用者数変化が市場予想を下回る結果だったことで、金先物価格は一時1522.2ドルまで買われた。しかし、前月分が上方修正されたことや、失業率がこの50年で最低となる3.5%まで下がったことで、市場はリスクオンの動きになり金先物は1501.4ドルまで弱含んだ。もっとも、その後は株式市場は堅調を維持したものの、米金利が低下し、ドルも上値が限られたことで前日とほぼ変わらない水準まで戻した。 

 

米国債券市場は横ばい:米景気の先行き不透明感から底堅い展開

米国債券市場で長期ゾーンは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ1.53%で終了した。今週は低調な米経済指標の発表が相次ぎ、景気後退への懸念が強まっていただけに、9月米雇用統計が『警戒していたほど悪い内容ではなかった』と受け止められ債券に売りが先行した。ただ、そのあとは米景気の先行き不透明感や年内の利下げ期待を背景に債券を買う動きが広がり持ち直した。

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2019/10/04/07:42:37

米国株式市場は上昇:下げ過ぎの反動から買い戻し優勢

NYダウは122.42ドル高の26201.04、ナスダックは87.02ポイント高の7872.27で取引を終了した。米9月ISM非製造業指数が52.6と予想の55.0を下回り、2016年8月以来の水準に悪化した。米景気懸念に伴う売りが先行し、一時330ドル超下落した。売り一巡後は『景気減速を背景に米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動きやすくなる』との見方が広がり、買い戻しが優勢に。前日までの2日間で840ドル程度下げていた反動も出てほぼ高値引けとなった。 VIX指数は20.56から19.12へ低下した。

 

NY外国為替市場:ドル失速後米株高で持ち直す

ドル/円は、欧州市場では一時107.30円の本日高値まで買われる場面もあったが、米国の景気減速を警戒した売りは根強く上値は重かった。1日の9月米ISM製造業景気指数や2日の9月ADP全米雇用報告が予想より弱い内容だったことが引き続き意識された。 NY市場に入り、9月米ISM非製造業指数が52.6と予想の55.0を下回ったことが明らかになると全般ドル売りが先行した。NYダウが一時330ドル超下落し、投資家がリスク回避姿勢を強めたことも円買い・ドル売りを促し、一時106.45円と9月5日以来約1カ月ぶりの安値を付けた。米長期金利が1.50%台まで低下したことも相場の重しとなった。
ただ、9月に続き今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での連続利下げを織り込む格好で急落していた米国株がプラス圏を回復するとドル円にも買い戻しが集まった。NYダウが120ドル超上昇し、日経平均先物が100円高まで持ち直したことも相場の下支え要因となり、106.96円付近まで下値を切り上げた。なお、シカゴ金利先物市場の値動きから算出する「フェドウオッチ」によると、今月29-30日のFOMCで0.25%の利下げを決める確率は90%を超えた。

ユーロ/ドルは、米重要指標の発表を控えてしばらくはもみ合いの展開が続いていたが、米ISM非製造業指数が予想以上に低下したことをきっかけに全般ドル売りが優勢になり、一時1.0999ドルと日通し高値を付けた。ただ、米国株が回復したことに伴うユーロ売り・ドル買いが出ると1.0963ドル付近まで伸び悩んだ。

 

NY原油先物市場は続落:米10月FOMCで追加利下げ観測で下げ幅縮小

NY原油先物市場は50.99ドル-52.91ドルのレンジ相場となった。9月米ISM非製造業指数が52.6と予想の55.0を下回り、景気後退懸念が一段と強まったことで原油先物は一時50.99ドルまで下落した。しかし、その後10月FOMCで追加利下げ観測が広がり米株式市場がプラスに転じたことで、原油先物も下げ幅を急速に回復した。 また、米中協議への期待も買い材料となった。

 

NY金先物市場は小幅高:米国株式反発で上げ幅縮小

NY金先物市場は1501.70-1525.80ドルのレンジ相場となった。9月米ISM非製造業指数が52.6と予想の55.0を下回ったことで、市場はリスクオフに動き、米金利低下、株価下落、ドル売り、金買いに反応した。しかし、その後に米株がプラス圏を回復したことで、金先物価格も上げ幅は縮小した。

 

米国債券市場は続伸:米国景気後退の懸念から買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは6日続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前日営業日比0.07%低い(価格は上昇)1.53%で終了した。今週発表の米経済指標が軒並み低調となっていることから、景気後退(リセッション)の懸念が高まり債券買いが広がった。利回りは一時1.5069%前後と9月5日以来約1カ月ぶりの低水準を付けた。 

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2019/10/03/07:44:42

米国株式市場は下落:米景気後退懸念を嫌気

NYダウは494.42ドル安の26078.62、ナスダックは123.44ポイント安の7785.25で取引を終了した。前日に発表された9月米ISM製造業景気指数が低調な内容だったうえ、本日発表の9月ADP全米雇用報告が予想を若干下回ったため、米景気後退への懸念が高まった。景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが出て、指数は一時600ドル近く下落した。 VIX指数は18.56から20.56へ上昇した。

 

東京外国為替市場:世界景気の減速懸念からリスク回避の円買い

ドル/円は、前日に発表された9月米ISM製造業景気指数が低調な内容だったことで、世界景気の減速懸念が高まりリスク回避の動きが継続した。この日発表の9月ADP全米雇用報告が予想を若干下回り、前月分が下方修正されたこともドル売りを誘った。米長期金利が1.57%台まで低下したタイミングで一時107.05円と日通し安値を更新した。NYダウが一時600ドル近く急落したほか、日経平均先物が大証終値比430円安の2万1280円まで下げたことなども嫌気された。なお、世界貿易機関(WTO)はこの日、欧州連合(EU)が欧州航空機大手エアバスに違法な補助金を拠出していたとして、米国による年間最大75億ドル相当のEU製品に対する報復関税を容認した。裁定金額はWTO史上最高額となった。米国は18日にも発動する方針を表明した一方、EUも対抗措置を取る方針を示している。米航空機大手ボーイングへの補助金に対しても同様の裁定が見込まれており、市場では『米欧間の貿易摩擦が激化する恐れが強まる』との指摘があった。 

ユーロ/ドルは、日本時間夕刻に一時1.0904ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に強含んだ。この日の欧州長期金利は欧州株安にもかかわらず上昇した半面、米長期金利は低下した。欧米金利差の縮小を意識したユーロ買い・ドル売りが優勢となり、一時1.0964ドルと日通し高値を付けた。なお、リスク・オフの恩恵を受ける国債が売られたことについて、市場では『ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がさらなる財政刺激策が必要と訴え、ECBの金融緩和策が現状にとどまるという懸念が出ていることが一つの要因だ』との指摘があった。 

 

NY原油先物市場は続落:原油在庫増加や米国株安を嫌気した売り

NY原油先物市場は52.17ドル‐4.42ドルのレンジ相場となった。欧州時間は堅調に推移していた原油先物価格だったが、この日発表された9月ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が前月比+13.5万人にとどまり、4日に発表される9月米雇用統計はさえない内容となる可能性があることが売り材料となった。また、米国株式市場が下げ幅を拡大し始めたことでマイナス圏に入った。その後、米エネルギー省が発表した週間在庫統計で、原油在庫が予想以上に増加したことで原油先物は下げ幅を拡大し7営業日続けて下落した。 

 

NY金先物市場は続伸:リスク回避の高まりから買い優勢

NY金先物市場は1480.50-1511.40ドルのレンジ相場となった。昨日の9月の米ISM製造業景気指数に続き、ADP全米雇用報告が市場予想を下回ったことをきっかけに欧米株式市場が大幅に下落し、米長期金利も低下たことで、市場はリスク回避の動きとなった。金先物価格は逃避先として買われ続伸した。また、10月のFOMCで追加利下げを想定した買いも入った。

 

米国債券市場は続伸:米景気減速による追加利下げ観測から買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは5日続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.60%で終了した。米景気の先行き不透明感から、年内の追加利下げ観測が強まり債券買いを誘った。米国株が大幅に下落したことも相場の支援材料となった。

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2019/10/02/07:43:35

米国株式市場は反落:米経済指標悪化を嫌気した売り優勢

NYダウは343.79ドル安の26573.04、ナスダックは90.65ポイント安の7908.68で取引を終了した。米中貿易交渉の進展期待から序盤は買いが先行し一時120ドル超上昇したものの、9月米ISM製造業景気指数が予想を下回り、10年ぶりの低水準を付けたことが分かると一転売りが優勢になった。景気動向に業績が左右されやすい資本株やハイテク株、金融株などに売りが集まり、一時350ドル超下げた。VIX指数は17.22から18.56へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米経済指標悪化でドル売り優勢

ドル/円は、欧州市場では、時間外の日米株価指数先物の上昇などを手掛かりに円売り・ドル買いが出て一時108.47円と9月19日の高値に面合わせする場面があった。ただ、直近高値である9月18日の高値108.47円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。その後、NY時間に入り9月米ISM製造業景気指数が47.8と予想の50.1を下回り、10年ぶりの低水準を付けたことが分かると円買い・ドル売りが優勢になった。トランプ米大統領がツイッターで『米政策金利は高過ぎる。強いドルは米製造業に打撃を与えている』と述べ、FRBを批判するとともに足もとのドル高に対して苦言を呈するとドル安がさらに進み、一時107.63円と日通し安値を付けた。NYダウが一時350ドル超下落し、日経平均先物が310円下げたことも相場の重石となった。

ユーロ/ドルは、米ISM製造業景気指数が予想を下回り、好況・不況の判断の分かれ目となる基準値の50を割り込むと全般ドル売りが先行した。米長期金利が一時1.61%台まで低下したこともユーロ買い・ドル売りを促し、一時1.0943ドルと日通し高値を付けた。なお、欧州市場ではユーロ圏の景気減速懸念を背景とした売りが優勢となり、一時1.0879ドルと2017年5月以来約2年5カ月ぶりの安値を付ける場面があった。

 

NY原油先物市場は続落:米経済指標悪化で需要減少懸念

NY原油先物市場は53.05ドル-54.84ドルのレンジ相場となった。堅調に推移し、一時54.84ドルまで上昇していた原油先物価格だったが、9月の米ISM製造業景気指数が47.8と予想の50.1を下回ったことで、景気減速懸念を嫌気し原油先物価格は6営業日続けて下落した。低調な米経済指標を受けて原油需要減少の思惑が強まり、売り材料となった。

 

NY金先物市場は反発:リスク回避の動きとなり買い優勢に

NY金先物市場は1465.00-1493.50ドルのレンジ相場となった。金先物価格の序盤は、ドルが堅調に推移していたこともあり、上値が重く推移していた。しかし、9月の米ISM製造業景気指数が47.8と予想の50.1を下回ったことで、ドル安、株安、債券高となり、市場がリスクオフに傾き金先物価格は急反発した。 

 

米国債券市場は続伸:米リセッション懸念が高まり買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは4日続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)1.63%で終了した。米9月ISM製造業景気指数が予想以上に低下したことで、米リセッション懸念高まり安全資産とされる米国債に買いが広がった。

 

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