FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

2017/03/09/08:20:36

★米国株式市場はまちまち:不正会計報道や原油安が重しに

NYダウは69.03ドル安の20855.73、ナスダックは3.62ポイント高の5837.55で取引を終了した。朝方は良好な結果となった米2月ADP雇用報告が好感され、買いが先行した。しかし、追加利上げ観測の拡大が意識され、もみ合いの展開となった。その後、不正会計の報道を受けてキャタピラーが急落したほか、原油価格の大幅下落を背景に石油関連株が売られたことが重しとなった。ただ、週末の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から小動きに終始した。VIX指数は11.46から11.86へ小幅上昇した。

 

★NY外国為替市場:良好な米雇用指標を受け総じてドル高

ドル/円は、米2月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が前月比29万8000人増と市場予想平均の18万9000人増を大幅に上回ったことが伝わると米長期金利の急上昇とともに買いが進行した。一時114.75円の高値付けた。しかし、2月15日の114.95円が目先の上値目処として意識されると伸び悩んだ。その後は原油価格が下落したことや、NYダウが弱含んだことも嫌気され114.20円台まで下押しした。ユーロ/ドルは、良好な米雇用指標の発表後は一時1.0535ドルまで値を下げたが、直ぐに1.0560ドル台までショートカバーが入った。総じて方向感に乏しい動きとなった。

 

★NY原油先物市場は大幅続落:原油在庫の増加を嫌気

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が前週比で820バレル増加した。市場予想を大幅に上回る結果となったことから、需給の緩みを意識した売りが広がった。今までは、OPECの加盟国、非加盟国による減産進展などが下支えとなっていたが、米国原油在庫の増加がマイナス要因となった。

 

★NY金・銀先物市場は続落:良好な雇用指標を受けドル高を嫌気

NY金先物市場は、1206.40ドルから1218.50ドルのレンジで推移した。良好な米雇用指標の発表となったことから、為替市場ドルが上昇したことが嫌気された。また、14-15日のFOMCでの利上げが確実視するムードが強まったことで、金は売り優勢の展開となった。ただ、欧米政治リスクへの警戒が払拭されていないことから下支えされやすいが、目先は『米3月利上げ』の思惑が重しとなっている。

 

★米国債券市場は続落:良好な米雇用指標を受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは8日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.04%高い(価格は下落)2.56%で終了した。良好な米雇用指標を受け売りが優勢となり、一時2.58%と昨年12月20日以来の水準まで上昇した。ただ、米10年債入札後は、米国株安や原油安を背景にやや買い戻しの動きがあった。

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2017/03/08/08:17:15

★米国株式市場は下落:製薬株が軟調推移で重しに

NYダウは29.58ドル安の20924.76、ナスダックは15.25ポイント安の5833.93で取引を終了した。共和党下院による医療保険制度改革法(オバマケア)の代替案発表を受けて、トランプ大統領が製薬業界の競争激化や薬価引き下げに言及したことで、製薬株が軟調に推移したことが重しとなった。最近の株価上昇の警戒感があり利益確定の売りが広がったが、週末発表の雇用統計結果を見極めたいとの思惑もあり下値は限定的だった。VIX指数は11.26から11.46へ上昇した。

 

★NY外国為替市場:久しぶりの為替けん制発言でも反応薄い

ドル/円は、欧州時間に一時113.69円まで下げたが、NY時間に入ると米長期金利の上昇を手掛かりに買い戻しが進んだ。3月FOMCでの利上げを織り込むドル買いが進んだが、米1月貿易赤字が予想以上に拡大し5年ぶり高水準となったことや、ロス米商務長官が『ドルは強すぎない、他の通貨が過小評価されている』との見解を示したため通貨戦争懸念も浮上しドル買いが後退した。ユーロ/ドルは、フランス大統領選の世論調査で、極右派のルペン氏の支持率が低下したためフランスのEU離脱懸念を受けたユーロ売りが後退した。

 

★NY原油先物市場は続落:米国内供給増見通しを嫌気

米エネルギー情報局(EIA)が発表した3月の短期エネルギー見通しで、17年と18年の米国原油生産見通しを2月時点よりも引き上げたことが重しとなった。新規材料に乏しいなか、米国内での供給増への警戒感から若干売りが出た。

 

★NY金・銀先物市場は下落:3月米利上げを意識した売り

NY金先物市場は、1214.10ドルから1227.40ドルでのレンジで推移した。特段新規材料はなく3月の米利上げがほぼ織り込まれるなか、金市場への余剰資金の流入が細るとみた売りが続いた。

 

★米国債券市場は続落:早いペースでの利上げ期待で売り

米国債券市場で長期ゾーンは7日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.02%高い(価格は下落)2.52%で終了した。FRBの一段と早いペースでの利上げを期待した売りが出たほか、低調な3年債入札も相場の重しとなった。

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2017/03/07/08:17:01

★米国株式市場:北朝鮮のミサイル発射で投資心理悪化

NYダウは51.37ドル安の20954.34、ナスダックは21.58ポイント安の5849.17で取引を終了した。北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて地政学リスクを意識した売りが先行した。株価の高値警戒感や、トランプ大統領が新たな入国規制の大統領令に署名したことも嫌気された。ただ、引けにかけて下げ渋る展開となった。VIX指数は10.96から11.26へ上昇した。

 

NY外国為替市場:ドル/円は114円台の上値は重い

欧州時間帯では一時113.56円まで下落したが、NY時間に入ると米長期金利が上昇したことを手掛かりにじりじりと下値を切り上げた。一時114.10円まで持ち直したが、アジア時間に付けた高値114.13円を上抜け出来ず、引けにかけては下落基調となった。また、ナバロNTC(国家通商会議)委員長が『日本には極めて高い非関税貿易障壁がある』と述べたことでやや売りに押される場面があった。ユーロ/ドルは、『仏大統領選にジュペ元首相は出馬せず』と報じられると、ジュペ氏が出馬すれば『ルペン氏が第1回投票で敗北するとの見方が広がっていただけに売りが強まった。

 

★NY原油先物市場は下落:米国の原油供給増への警戒感から売り

先週末発表された米国の掘削装置(リグ)の稼働数が7週連続増加。また、米国の原油在庫の増加傾向などが重しとなり、売りが優勢となった。一方で、リビアで武装勢力との衝突で石油積み出し2港が作業停止に追い込まれたが、さほど材料視されなかった。

 

★NY金は続落・銀先物市場は反発:米3月利上げ観測を嫌気

NY金先物は5日続落となった。1225.00ドルから1237.30ドルのレンジで推移した。北朝鮮によるミサイル発射によるアジア地政学リスクが材料視されて、1230ドル台で推移した。しかし、14-15日のFOMCでの利上げ観測の強まりが意識されて上値が重くなった。ただ、欧米政治リスクへの警戒感が下支えになっている。

 

★米国債券市場は続落:米利上げを織り込む動き

米国債券市場で長期ゾーンは6日続落(利回り上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)2.50%で終了した。北朝鮮のミサイル発射への地政学リスクや仏大統領選への不安を背景に時間外取引では買いが進み、一時2.45%まで低下した。しかし、その後は米3月利上げを織り込む動きから売りが優勢となった。

 

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2017/03/06/03:01:38

★米国株式市場:イエレン米FRB議長発言の影響は限定的

NYダウは2.74ドル高の21005.71、ナスダックは9.53ポイント高の5870.75で取引を終了した。原油価格が上昇したことが好感され買いが先行した。しかし、イエレン米FRB議長やフィッシャー副議長の講演を見極めたいとの思惑から、上げ幅を縮小し下落基調となった。注目されていた講演では、イエレン議長が雇用とインフレが継続して改善するならば、緩やかな利上げが適切であると発言したほか、フィッシャー副議長も、最近のFRB高官による利上げに積極的な姿勢に同調した。ただ、株式市場への影響は限定的で、引けにかけて小幅上昇となった。VIX指数は11.81から10.96へ低下した。

 

★NY外国為替市場:イエレン議長発言を受けてもドル安へ

ドル/円は、米長期金利の上昇を背景に買いが強まり、一時114.69円まで値を上げた。その後はイエレン米FRB議長の講演を控えて売りに押された。イエレン議長が『経済が予想通り進展すれば3月利上げは適切』と述べたことに買いで反応した。ただ、米長期金利の上昇幅縮小に伴って全般ドル安が進むと一時113.76円まで下げ足を速めた。その後引けにかけてはショートカバーが入り114円台を回復した。ユーロ/ドルは、仏大統領選の最新調査で、第1回の上位2候補による5月7日に予定されている決選投票で、マクロン氏がルペン氏を相手に勝利するとの予想を受けて、フランスがEU離脱の選択を迫られるとの警戒が後退したことでユーロのショートカバーが加速した。

 

★NY原油先物市場は上昇:ドル安と値ごろ感からの買い優勢

ドルが主要通貨に対して弱含みとなったことや、前日まで3日間続落したことで値ごろ感からの買いが入った。ただ、米石油会社ベーカー・ヒューズが発表した米国の掘削装置(リグ)の稼働数は、前週比7基増加の609基と7週連続で増加した。さらに米国株も伸び悩んだこともあり、上げ幅を拡大する展開とはならなかった。

 

★NY金・銀先物市場は続落:3月利上げ観測高まり売り優勢

NY金先物市場は、1223.00ドルから1236.70ドルのレンジで推移した。3月の米利上げ観測が一段と高まり、金市場への余剰資金の流入が細るとの思惑から売りが出た。ただ、時間外取引では、ドルが主要通貨に対して弱含んだことで1230ドル台まで値を戻した。

 

★米国債券市場は続落:利上げ観測高まり売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは、5日続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.01%高い(価格は下落)2.48%で終了した。イエレン米FRB議長が3月利上げの可能性について言及したことで債券売りが進んだ。一時2.52%付近まで上昇した。ただ、その後はポジション調整的な買い戻しが優勢となった。

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2017/03/02/08:27:28

★米国株式市場は上昇:議会演説が波乱なく通過でリスク選好

NYダウは303.31ドル高の21115.55ドル、ナスダックは78.59ポイント高の5904.03で取引を終了した。昨日のトランプ大統領の議会演説が波乱なく通過したことや、減税やインフラ投資への意欲を示したことも好感され、買いが先行した。複数の連銀総裁が追加利上げに積極的な姿勢を示したことから、利上げ観測の拡大を受けて金融セクターを中心に上昇し、終日堅調推移となった。米国主要株価指数が揃って過去最高値を更新した。VIX指数は12.96から12.06へ低下した。

 

★NY外国為替市場:株高・金利上昇でドルが総じて強い展開

ドル/円は、米長期金利が上昇幅を拡大し、日経平均先物やNYダウ先物が堅調推移したことが支えとなったほか、米2月ISM製造業景気指数が57.7と市場予想の56.2を上回ったことが伝わると一時114.04円まで上げた。ただ、114円台での滞空時間は短く、一巡後は利食い売りに押され113円台半ばまで下押しした。一方で、NYダウが一時350ドル超高まで上げ幅を広げたため下値も限られた。ユーロ/ドルは、全般ドル高が進んだ流れに沿って一時1.0514ドルまで値を下げたが、2月22日の安値1.0493ドルが目先のサポートとして意識されると1.0570ドル台までショートカバーが進んだ。ただ、買い一巡後は売りに押されるなど戻りも鈍かった。

 

★NY原油先物市場は続落:8週連続の米原油在庫増を嫌気

米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が8週連続で増加したことから、需給面を嫌気した売りに押された。米国株はリスク選好の動きから大幅高となったが、原油相場まで波及しなかった。

 

★NY金は続落・銀先物市場は続伸:3月利上げの思惑を嫌気

NY金先物市場は、1237.20ドルから1251.40ドルのレンジで推移した。ダドリー米NY連銀総裁などFRB高官から『3月利上げ』に前向きな発言が相次いで確認されたことで、金市場への余剰資金の流入が細るとみた売りが出た。

 

★米国債券市場は続落:利上げ観測から売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前日比0.06%高い(価格は下落)2.45%で終了した。引き続き米3月利上げ観測を意識した債券売りが進んだ。米国株の大幅上昇も安全資産としての債券需要を後退させた。

 

 

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