FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国株式市場は反発:ハイテク株中心に業績期待の買い優勢

NYダウは177.10ドル高の26067.25ドル、ナスダックは148.61ポイント高の10492.50ポイントで取引を終了した。米主要企業の決算発表シーズンが近づく中、ハイテク株中心に業績期待の買いが入った。ただ、ウイルス感染の再拡大が経済委回復を遅らせるとの懸念や米国政府がTikTokを含む中国製アプリの禁止を検討していることに加え、ポンぺオ国務長官の『世界は領土問題での中国のどう喝を容認できない』との発言を受けて米中対立深刻化への懸念が強まり下落に転じる局面もあった。一方で上海株式相場が約2年5カ月ぶりの高値を更新するなど、中国景気の回復期待が高まったことも投資家心理の改善につながった。VIX指数は29.43から28.08へ低下した。

 

NY外国為替市場:リスク選好のドル売りが優勢に

ドル/円は、NYダウが一時210ドル超上昇するとリスク選好のドル売りが優勢となり一時107.15円と6月29日以来の安値を付けた。米10年債入札が『好調』と受け止められ、米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場の重石となった。

 

ユーロ/ドルは、新型コロナウイルスの感染『第2波』への懸念は根強いものの、米主要企業の決算発表シーズンが近づく中、ハイテク株中心に米国株相場が上昇するとリスク選好のドル売りが優勢となった。前日の高値1.1333ドルや6日の高値1.1345ドルを上抜けると、一時1.1352ドルと6月16日以来の高値まで上値を伸ばした。

 

NY原油先物市場は反発:ドル安で割安感から買い優勢

NY原油先物市場は40.30ドル-41.08ドルのレンジ相場となった。米エネルギー省(EIA)が発表した原油在庫は565.4万バレルの積み増しとなったものの、ガソリンは予想に反して483.9万バレルの取り崩しと大幅減少し、やや買いが優勢となった。また、為替市場でドル売り・ユーロ買いが進み、ドル建ての原油に割安感が生じたことも買いを後押しした。アジア市場で40.30ドルまで売られたが、前日に続いて押し目買いが入っており、40ドル台後半まで反発した。ニューヨーク市場で41.08ドルまで一段高となった。

 

NY金先物市場は続伸:米国内でのウイルス感染拡大から買い優勢

NY金先物市場は1803.80-1829.80ドルのレンジ相場となった。米国の複数の州でコロナ感染の拡大が再燃し、経済活動再開が停滞し、景気回復に遅れが出るとの思惑が安全資産とされる金の買いを誘った。また、ドル安・ユーロ高もドルの代替資産とされる金の買いに拍車をかけた。アジア市場で1803.80ドルまで売られたが、まもなく反転した。そして、ニューヨーク市場の午前中に1829.80ドルまで買われた。米国株高を意識して伸び悩んだが、1810ドル台を維持した。

 

米国債券市場は反落:米10年債入札好調で下げ渋る

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は下落)0.66%で終了した。米国株相場の上昇を背景に安全資産とされる米国債には売りが出たものの、米10年債入札が『好調』と受け止められると買いが入り下げ渋った。

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