FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国株式市場は上昇:米国の早期利下げ観測から買い優勢

NYダウは249.17ドル高の26753.17、ナスダックは64.02ポイント高の8051.34で取引が終了した。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて米早期利下げ観測が高まると、株式市場に資金流入が続くとの見方から買いが入った。イランによる米無人偵察機撃墜で、米国とイランの緊張が高まるとの警戒感から伸び悩む場面もあったが、引けにかけて一段高となった。 S&P500は最高値を更新した。VIX指数は14.33から14.75へ上昇した。

 

NY外国為替市場:米経済指標悪化や地政学リスクから円じり高

ドル/円は、米国の早期利下げ観測を手掛かりに全般ドル売りが出やすい中、6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が0.3と予想の11.0を大きく下回り、5月米景気先行指標総合指数が前月比横ばいと予想の0.1%上昇より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが先行した。米・イラン軍事衝突への警戒感からリスク回避的な円買い・ドル売りが入ると、一時107.21円と1月3日以来約5カ月半ぶりの安値を更新した。
なお、トランプ米大統領はこの日、イランによる米無人偵察機撃墜について『イランは非常に大きな間違いを犯した』とツイートしたほか、『米国がイランを攻撃するかどうかすぐに分かる』などと発言した。その後、トランプ大統領は『イランの米国ドローン撃墜はおそらく個人的なミスだった可能性』を指摘したため、警戒感が後退した。

ユーロ/ドルは、アジアや欧州市場でユーロ高・ドル安が進んだ流れを引き継いでNY市場でもユーロ買い・ドル売りが先行した。6月米フィリー指数が低調だったことが分かると一時1.1317ドルと日通し高値を付けた。ただ、6月ユーロ圏消費者信頼感指数速報値が▲7.2と予想の▲6.5を下回ったことが分かると伸び悩んだ。ユーロ/円やユーロ/スイスフランが下落した影響も受けた。 

 

NY原油先物市場は大幅高:米国とイランの軍事衝突に対する警戒感

NY原油先物市場は54.35ドルー57.37ドルのレンジ相場となった。イランの『イスラム革命防衛隊』のニュースサイトは20日、同国南部ホルモズガン州で米軍の無人偵察機を撃墜したと伝えたことから、米国とイランの軍事衝突に対する警戒感が高まり、原油先物は急上昇した。米国の7月利下げ観測が台頭し、長期金利が一時2%を下回ったことも、原油先物の上昇につながった。

 

NY金先物市場は大幅高:ドル安と地政学リスクの高まりから買い優勢

NY金先物市場は1361.30-1397.70ドルのレンジ相場となった。米7月利下げの可能性が高まり、長期債利回りが一時2%を下回ったことで、ドル安となり割安感から買いが強まった。また、米・イラン軍事衝突への警戒感がリスク回避資産として金を買う動きにつながった。トランプ米大統領は、イランによる米無人偵察機撃墜について、『非常に大きな間違いを犯した』などとツイートした。『米国がイランを攻撃するかどうかすぐに分かる』などと発言した。 

 

米国債券市場は横ばい:買い先行後も株高で売り優勢

米国債券市場の長期ゾーンでは横ばいとなった。米10年物国債利回りは前営業日と同じ2.02%で終了した。前日の米FOMCを受けて米早期利下げ観測が高まったことから債券買いが先行した。ただ、米国株が一段高となるにつれて債券売りが強まると値を消した。

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