FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国株式市場は上昇:メキシコとの貿易摩擦警戒後退で買い優勢

NYダウは78.74ドル高の26062.68、ナスダックは81.07ポイント高の7823.17で取引を愁傷した。前週末にトランプ米大統領が不法移民問題についてメキシコと合意に達し、メキシコに対する関税発動を無期限で延期すると述べたことを背景に、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退し買いが広がった。指数は一時220ドル超上げた。 NYでヘリコプター衝突事故が発生し、一時下落する場面も見られたが、終日堅調推移となった。VIX指数は16.30から15.94へ低下した。

 

NY外国為替市場:米長期金利上昇と米国株高でもドルはじり安

ドル/円は、前週末にトランプ米大統領が不法移民問題についてメキシコと合意に達し、メキシコに対する関税発動を無期限で延期すると述べたことを背景に、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退。アジアや欧州の株式相場が上昇したことを受けて円売り・ドル買いが先行し、一時108.71円と日通し高値を付けた影響が残った。ただ、ニューヨーク市場に限ればじり安の展開だった。トランプ米大統領が『もし習・中国国家主席がG20サミットに参加しなければ、中国への追加関税は直ちに発動されるだろう』と述べたことなどが相場の重石となったほか、『ニューヨーク市マンハッタンの高層ビルの屋上にヘリコプターが衝突』とのヘッドラインに円買い・ドル売りで反応し一時108.32円と日通し安値を付けた。もっとも、米国株相場や米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いも出たため下落のスピードは緩やかだった。また、米メディアはヘリコプターに搭乗していた1人が死亡したと報道。事故の原因は現時点で不明だが、ニューヨーク州のクオモ知事は『テロではない』との見方を示した。

ユーロ/ドルは、欧州市場序盤に一時1.1290ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開になった。ユーロポンドやユーロ豪ドルなどユーロクロスの上昇につれた買いが入り、一時1.1325ドル付近まで値を上げた。

 

NY原油先物市場は反落:利益確定売りが上値の重石

NY原油先物市場は53.04ドル-54.84ドルのレンジ相場となった。米メキシコ関係の改善期待を受けてリスクオフの巻き戻しとなり、リスク資産の原油先物は時間外から買いが先行した。ロシア石油相が『OPEC加盟・非加盟国による協調減産の延長を支持する可能性』を示したことも相場の下支えとなった。もっとも、6月下旬のOPEC会合を控えて減産への不透明感は残り、54ドル台では利益確定の売りが上値を抑え、引けにかけては53ドル台で下値を広げた。

 

NY金先物市場は反落:米国発の貿易摩擦懸念が後退で売り優勢

NY金先物市場は1329.00-1341.70ドルのレンジ相場となった。トランプ米大統領は先週末、対メキシコ追加関税の無期限延期を発表した。米国を巡る通商摩擦への懸念が後退し、金融市場はリスクオフの巻き戻しの動きになった。安全資産とされる金には売りが集まり、金先物は時間外から大きく値を下げ、その後の戻しも限定的だった。また、トランプ大統領が中国との貿易合意の可能性に言及したことも売り材料となった。

 

米国債券市場は反落:めき底との貿易摩擦後退で売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は下落)2.15%で終了した。米国がメキシコ製品への関税発動を見送ったことで、両国の貿易摩擦に対する警戒感が後退し、安全資産とされる米国債に売りが出た。

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