FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国株式市場は上昇:FRBが早期に利下げするとの思惑買い優勢

NYダウは263.28ドル高の25983.94ドル、ナスダックは126.55ポイント高の7742.10で取引を終了した。NYダウは5月6日以来約1ヵ月ぶりの高値を付けた。米5月の雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比7万5000人増と市場予想の18万人増を大きく下回ったほか、平均時給の前年同月比の伸び率は前月から縮小したことを受けて、FRBが早期に利下げするとの観測が一段と強まり幅広い銘柄に買いが入った。アップルやマイクロソフトなどハイテク株が相場をけん引し、指数は一時350ドル超上げた。VIX指数は15.93から16.30へ上昇した。VIX指数は15.93から16.30へ上昇した。

 

 

NY外国為替市場:米5月雇用統計の結果を受け全面ドル安基調

ドル/円は、不調な米5月雇用統計を受けて、FRBによる早期利下げ観測が一段と強まり、全般ドル安が進んだ。米長期金利が一時2.0517%前後と2017年9月8日以来約1年9カ月ぶりの低水準を付けたことも円買い・ドル売りを促し、一時107.88円と日通し安値を付けた。ただ、5日安値107.82円が目先のサポートとして意識されると下げ渋った。米国株の上昇や米長期金利の低下幅縮小も相場の下支え要因となり、108.26円付近まで戻す場面もあった。

ユーロ/ドルは、欧州市場で1.1251ドルの本日安値まで売られる場面もあったが、低調な米雇用統計をきっかけにFRBが早期に利下げするとの観測が強まると一転ユーロ買い・ドル売りが優勢となり、一時1.1348ドルと3月22日以来の高値を付けた。その後は週末とあって値動きが鈍ったものの、1.1330ドル台での堅調地合いを維持した。

 

NY原油先物市場は続伸:OPEC主導の協調減産延期を期待した買い

NY原油先物市場は、OPEC主導の協調減産が7月以降も延長されるとの期待感が高まったことが相場の下支えとなった。また、米5月雇用時計を受けて為替相場でドル安・ユーロ高が進み、原油に割安感が生じたことも原油の買いを後押しした。米国内の石油掘削装置(リグ)稼動数は前週比11基減少の789基となった。

 

NY金先物市場は続伸:米利下げ観測の高まりとドル安を好感

NY金先物市場は8日続伸した。弱い米5月雇用統計を受けて米利下げ観測が一段と高まり、為替市場でドル安・ユーロ高が進み金は約3ヵ月半ぶりの高値を付けた。米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した4日時点の建玉報告によると、投機筋による買越幅は3週間ぶりに拡大し、前週比6万9427枚増の15万6115枚と2018年4月17日以来ほぼ1年2ヵ月ぶりの高水準となった。

 

米国債券市場は続伸:早期の米利下げ観測が高まり買い優勢

米国債券市場で長期ゾーンは続伸(利回りは低下)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.03%低い(価格は上昇)2.08%で終了した。米5月雇用統計が市場予想より弱い内容だったことを受け、米利下げ観測が高まると債券買いが活発化した。一時2.0517%と2017年9月8日以来の低水準を付けた。金融政策見通しにより連動する2年債利回りも1.881%から1.853%に低下した。

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