FITS エコノミックレポート

朝の市場コメント!

米国株式市場は上昇:米企業決算を好感した買い優勢

NYダウは67.89ドル高の26452.66、ナスダックは24.21ポイント高の8000.23で取引を終了した。中国人民銀行が金融緩和を再開したほかドイツの景況感指数が改善し、アジア・欧州株がほぼ全面高となったことを受けて買いが先行した。複数の主要企業決算が好感されたものの、1-3月期決算を見極めたいとの思惑も根強く、上値は限られた。ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や資産運用のブラックロックが発表した1-3月期決算が予想を上回ったため買い安心感が広がった。米長期金利が上昇し、利ざや拡大の期待からゴールドマン・サックスなど金融株の上昇も目立った。 VIX指数は12.32から12.18へ低下した。

 

NY外国為替市場:全般様子見ムード強く値幅も小幅な展開

ドル/円は、欧州時間に一時111.85円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。米国株相場が約半年ぶりの高値を更新したことや、米長期金利の上昇をながめ円売り・ドル買いがじわりと強まったが、値幅は非常に小さかった。市場では『日米物品貿易協定(TAG)交渉の行方や明日発表の1-3月期中国国内総生産(GDP)の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がった』との声が聞かれた。 

ユーロ/ドルは、「複数の欧州中央銀行(ECB)政策メンバーは『ECBが経済見通しに楽観的過ぎる』と考えている」と欧州時間に伝わった。NY市場でもユーロ売りが出やすい地合いとなり、一時1.1280ドルと日本時間夕刻に付けた日通し安値に面合わせした。米長期金利の上昇やポンド/ドルの下落に伴うユーロ売り・ドル買いも出た。なお、『ECBはさらなる利下げを議論していない』との関係者筋の話が伝わると1.1312ドル付近まで買い戻される場面があったが、1.13ドル台では戻りを売りたい向きも多く上値は限られた。 

 

NY原油先物市場は反発:供給ひっ迫懸念が下支え

NY原油先物市場は、産油国リビアの内戦に加え、米国の制裁によりベネズエラ、イランからの輸出減少で供給がひっ迫するとの懸念も根強く下値を支えた。また、米国のドライビングシーズン入りを控えて需要増加期待も広がった。

 

★NY金先物市場は続落:リスク回避の動きが後退

NY金先物市場は1275.50-1291.70ドルのレンジ相場だった。中国人民銀行が金融緩和を再開したほか、ドイツの景況感指数が改善し、アジア・欧州株がほぼ全面高となったことを受けて、リスク回避目的の金買いの動きは後退した。年初来安値を更新した。

 

米国債券市場は反落:良好な米企業決算受け売り優勢

米国債券市場で長期ゾーンは反落(利回りは上昇)した。米10年物国債利回りは前営業日比0.04%高い(価格は下落)2.59%で終了した。良好な米企業決算が続き、米国株市場が約半年ぶりの高値を更新すると、相対的に安全資産とされる米国債に売りが出た。

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