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FITS / 8月30日夜間立会〜 コメ取扱スタート
先物取引は、1730年に当時の江戸幕府が大阪堂島米会所に米の先物取引を公認したことから始まりました。時の将軍は八代将軍徳川吉宗。
それまでの先渡取引(現物の受け渡しを伴う取引)ではなく差金決済のみを行う取引形態が展開されました。
第二次世界大戦下では食糧配給の影響を受けて1939年に取引を停止しました。
終戦後の1945年には国の農業政策としてコメの価格統制が開始されたため、コメの再取引は実施されませんでした。
2011年7月、(株)東京穀物商品取引所及び関西商品取引所の申請をに対し、農林水産大臣はコメ試験上場の認可をしました。
そして2011年8月8日、実に72年ぶりにコメの再上場が果たされました(現在は試験上場)。
コメ取引概要
| 項目 | 取引概要 |
| 標準品 | 米トレーサビリティ法(*1)に基づく記録がなされかつ産地情報の伝達が可能な米穀であって、農産物検査法に基づく検査規格出納うるち(*2)玄米1等合格品(正味30kg紙袋入り)の当年産のうち、以下の産地品種銘柄 関東産コシヒカリ(茨木県産・栃木県産・千葉県産) |
| 取引時間 | 日中取引: 9:00〜15:30 夜間取引: 17:00〜19:00 |
| 呼値 | 60kg(1俵) 取引単位: 6,000kg |
| 呼値の単位 | 10円 |
| 取引限月 | 6ヶ月以内の各限月(連続6限月制) |
| 値幅制限 | 上下300円で一時ストップ |
| 納会日 | 当月限の属する月の20日(当該日が休日の場合は繰り上げ) |
*1)米トレーサビリティ法とは
お米、米加工品に問題が発生した際に流通ルートを速やかに特定するため、生産から販売・提供までの各段階を通じ、取引等の記録を作成・保存する。
・産地の情報伝達義務(平成23年7月1日〜)
・以下の明記が必要(品名、産地、数量、年月日、取引先名、搬出入した場所)
*2)うるち米
普段食べているお米。もち米と区別される。
証拠金、CB幅について
| 証拠金 | 当社委託者証拠金:23,000円(9月1日計算区域以降60,000円) 当社必要証拠金:27,600円(9月1日計算区域以降72,000円) |
| CB幅 | 300円 |
相場変動要因
弊社情報サービス室課長、アナリストの齋藤和彦にコメ先物相場についてインタビューしました。
【 略歴 】
山形県生まれ。日本大学大学院国際関係学科卒業後、商品先物取引業界へ。
外務員、ファンドマネージャー等を経て、2009年1月より当社チーフアナリストに就任。有料情報会員サイトで朝4時台からコメント情報を配信中。他に、日経新聞、ブルームバーグ、ロイター通信、時事通信等数多くのメディアに情報を提供しています。
いつもスーパーなどで拝見するコメの価格は、ほぼ銘柄によっての差はありますが、その値動きはほとんど変わらない印象があります。
しかし、コメも植物であるため当然ながら天候リスクにさらされ、需給バランスも影響し、それによって実際の価格は形成されています。
卸売りの段階での値動きは意外に大きいものがあります。
今回の上場によって、透明性のある価格形成が期待され、生産者、流通業者、消費者にとって有意義な市場になるとみられています。
















