FITS エコノミックレポート

欧米タイム直前市場コメント!

2017/03/24/15:05:11

★26日より欧州・英国では夏時間に移行

来週から欧州・英国の経済指標は1時間早まる。

 

★日1月景気動向指数:まちまちの結果

内閣府が発表した1月景気動向指数(CI、改定値)は現状を示す一致指数が115.1となり、速報値の114.9を上回った。また、先行指数は104.9と速報値の105.5を下回った。

 

★日経平均株価:リスク回避の動き後退から買い優勢に

前日のNYダウが6日続落と円高を嫌気した売りが先行した。しかし売り一巡後は24日に延期されたオバマケア代替法案の採決への楽観論に外国為替市場で円安が進み、投資家のリスク回避の動きが後退し上げ幅を一時200円超へと広げた。結局、前日比177円高の1万9262円と続伸して取引を終了した。

 

★東京外国為替市場:ドルは米長期金利の上昇幅伸び悩み上値重い

ドル/円は、日経平均株価が堅調地合いが続いたことから、ドル買い・円売りに振れやすかったものの、米長期金利の上昇幅が伸び悩んだことから、一方的なドル買いにも動けない状態が続いた。なお黒田日銀総裁は講演で『現時点で金融緩和度合いを緩める理由はない』などと発言したが、円売りの動きには観測されなかった。ユーロ/ドルは、全般にドル買いが強まるなか、冴えない動きが続き、一時1.0760ドルまで下押しした。

 

★中国は対外投資を抑制方向

豊富なチャイナマネーを武器に買い海外企業の買収などを増やしてきた中国が、対外投資を抑制し始めた。人民元の下落圧力が強まるなか、人民元安を加速させかねない対外投資に、当局が神経をとがらせているため。必要な資金を中国から持ち出せず、買収計画が暗礁に乗り上げるケースも出てきている。

 

★オバマケア代替法案は継続審議中

オバマケア代替法案の採決は継続審議となって共和党内の協議が続行中であり、未だ不透明感が払拭されていない。仮に下院で成立しても4月上旬に予定されている上院での採決が注目される。しかし、上院は代替法案に賛成派が多いとされており、下院のような調整難航は回避されると見られている。昨晩のNY時間ではオバマケア代替法案の採択睨みの神経質な展開となったが、今晩も同様の展開が予想される。

 

★米国市場では2月の耐久財受注が公表

2月分のISM製造業景況指数では『新規受注』が65.1となり、前月の60.4から改善した。米国では原油価格の下げ止まりを受け、資源エネルギー会社による生産や設備投資が回復傾向にある。参考となる1月実績は前月比+2.0%となり市場予想をやや上回った。輸送用機器の受注増が要因となった。ただし、コア資本財(航空機を除いた非国防財)は予想に反して▲0.4%となった。2月については1月実績には届かないものの、在庫増を意識した受注が増えるとみられている。

 

★欧米イベント

○16:45   10-12月期仏国内総生産(GDP) 確定値(予想:前期比0.4%)
○17:00   3月仏製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値(予想:52.4)
○17:00   3月仏サービス部門PMI速報値(予想:56.1)
○17:30   3月独製造業PMI速報値(予想:56.5)
○17:30   3月独サービス部門PMI速報値(予想:54.5)
○18:00   3月ユーロ圏製造業PMI速報値(予想:55.3)
○18:00   3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値(予想:55.3)
○19:30   ロシア中銀、政策金利発表(予想:10.00%で据え置き)
○21:00   エバンズ米シカゴ連銀総裁、講演
○21:30   2月カナダ消費者物価指数(CPI、予想:前月比0.2%/前年比2.1%)
○21:30   2月米耐久財受注額(予想:前月比1.3%/輸送用機器を除く前月比0.6%)
○22:05   ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
○23:00   ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、講演
○米下院、オバマケア代替法案採決
○26日 欧州・英国が夏時間に移行

カテゴリー: 欧州タイム市場コメント

ドル/円下値目処を探る!

2017/03/24/10:38:55

 

ドル/円は、米下院共和党の指導者が『24日午後にオバマケア代替案を採決する方針である』と発表すると、市場では決議の目処が立ったとの思惑が広がり、投資家のリスク回避の動きが後退して111円台前半まで持ち直している。

ただ、否決された場合は、ドル売り・円高が強まることは必至となる。そのため、下値も目処を探っておきたい。

 

ドル/円の下値を探るには週足が良さそうだ。一目均衡表の週足では、現在雲の上限111.365円と75指数平滑線(紫線)の111.294円、先行スパン1の111.200円の攻防となっている。ここを下回ると、基準線(青線)の109.36円、先行スパン2の108.82円が下値目処となる。一方、移動塀基線では、200週線の110.080円、52週線の108.265円が下値目処となる。

 

ここで整理すると、順番的には200週線の110.080円、基準線109.36円、先行スパン2:108.82円、52週線108.265円が下値目処となる。

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午前の市場コメント!

2017/03/24/10:02:41

★3月12-18日分の対外及び対内証券売買契約等の状況

国内投資家は対外中長期債は1494億円の買い越しとなり、買い越しは4週間ぶりとなった。対外株式は4657億円の売り越しとなり、売り越しは2週連続となった。また、海外投資家は対内株式は5804億円の売り越しとなり、売り越しは5週連続となった。対内長期債も5868億円の売り越しとなり、売り越しは2週連続となった。一方短期債は2兆9158億円の買い越しとなり、買い越しは3週ぶりとなった。

 

海外投資家は、この5週間で対内株式を1兆8576億円の売り越しとなっている。そのため、日経平均株価の上値の重い要因のひとつとなっている。

 

★日経平均株価:円安進行を好感した買い優勢

米長期金利の低下の一服とドル下げ渋り、オバマケア代替法案の紆余曲折を経た進展の余地などが下支え要因となる。また、日本株は前週からの下落を受けて、割高感の修正も見られ始めた。ただ、オバマケア代替法案の採決の延期では、否決や仕切り直しリスクが残っている。日本でも政治リスクによる動揺があるほか、原油価格の下落も続いている。そのため、日本の株式市場では、悪材料の浮上でリスク回避の円高・株安に振れる可能性も残っている。日経平均株価は、18円安の1万9066円で寄り付いた。その後は、オバマケア代替案の可決期待もあり、円安進行に伴って上げ幅を拡大して推移している。

 

★東京外国為替市場:ドルは神経質な展開

ドル/円は、オバマケア代替法案の採決を見極めたいとの思惑もあり、111円前後で神経質な展開となっている。法案が可決されると円安再燃となりやすい一方で、否決されると110円割れも意識せざるを得ない。採決結果がでるまでは、どちらに動くか分からない状況が続く。ユーロ/ドルは、ユーロの買い戻しも一巡し、徐々に1.08ドル台での上値の重さが意識されるなか、ドルに振り回される展開となっている。

 

本邦輸出勢は年度末週に向けて決算絡み以外は静観スタンス。米系短期筋は111.35円からドル売りが継続的に観測されている。また、本邦輸入勢は110.60円からドル買いが観測されている。米系短期筋も110円台後半からドル買いが継続的に観測されている。

本日はオバマケア代替法案に関連するヘッドラインには注意が必要となる。

 

★トランプ政策実施には紆余曲折を認識

米下院で23日に予定されていたオバマケア代替法案の採決は延期されたが、ホワイトハウスのサンダース報道官は、24日に法案通過を見込んでいると報じられている。そのため、23日の米株式は小幅安にとどまった。しかし、トランプ政権の政策実行・遂行能力について懐疑的な見方が増えている。共和党の代替法案には問題点があることが指摘されている。米議会予算局は法案成立によって2026年に無保険者が2400万人増加すると試算している。共和党内部で対立が生じているとの見方が出ている。

 

★北朝鮮が数日以内に核実験か?

米FOXニュースは、複数の政府当局者の話として、北朝鮮が数日以内に6回目の核実験を実施する可能性あると報じている。複数の国防当局者が、北朝鮮の核実験場付近で新たな坑道建設が終了したことを確認している。

もし、北朝鮮が核実験した場合、トランプ大統領の発言などが注目される。場合によっては、緊張感が高まり、リスク回避の動きが強まる可能性がある。

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